[仏] R�・publique du S�・n�・gal [英] Republic of Senegal セネガル共和国は、西アフリカにある共和制国家。
1960年4月4日、フランスより独立。 首都はダカール。面積は196,190km²、人口は1,310万人*1。 公用語はフランス語。 宗教はイスラム教が95%で、キリスト教5%。イスラム協力機構加盟国となっている。 国家元首はマッキー・サル(Macky SALL)大統領。
*1:2012年,UNFPA
少しだけ立て込んでいた最近、ようやく一息ついた。 仕事で忙しくするのは、精神にとってとてもいい。自分がいきいきするのがわかる。忙殺されるのはお断りだけど、小さくても達成感のあるタスクを定期的に作るのには賛成だ。たまに、ほどよく、がちょうどいい。 気づけば4月も後半だ。ダカールは数日前から急に暑くなってきて、涼しく過ごしやすい季節もほとんど終わったようだ。ここからは暑い暑い半年間、気候に合わせて身体の声をきき、無理のないようやっていきたい。 日々自分を観察していると、心の状態がいろいろに変化することがわかる。なんだか書きたくない、読みたくない、話したくない、でも何がしたいかわからない、何か忘れて…
ダカールの雑踏のなかでうわーっとこの感じが押し寄せてくるとき、いつもおかしくてふふっと笑う。首都に住んでいるくせに、つくづく首都が似合わない。 似合わないと思うのは、経済や流行の中心地という意味での“首都的な感じ”。そういうものに疎い私には、ダカールにいる自分がどうしても場違いに思えてしかたない。 そういうこともあるのだろう。似合わないところに住むことも。一方で、似合わないのに生活が“合っている”場合があって、私にとってのセネガルはそれなのかなと思う。首都的な感じは私とは遠いけれど、暮らしのリズムや空気感、人の感じなんかは気質に合っていて、すきだ。 生活において、住むことや食べること、働くこと…
ラマダンが始まった。 イスラム圏で暮らしていることを一番感じる期間…? と思いきや、セネガルでは外国人が少し町を歩く分にはこれといって変化がない。数か月住んでいる私でも、昼の道がいつもより静か?勘違い?くらいなもの。私が働くレストランを含め、昼間も通常営業している飲食店が多く、知らなければそれと気づかないだろう。 中東などとはまた違うであろう、セネガルのラマダン。 私の生活に変化があったとすれば、職場で断食しているスタッフを気遣うことだろうか。優しい人たちなので何も言わないだろうけど、目の前でご飯を食べたり水を飲んだりは極力しないようにしている(まあそれでなくても、食べ物を扱うレストランで働く…
日本はそろそろ春の気配が感じられるようになっただろうか。 セネガルは一年で一番涼しい時期の真っ只中、夜だけ少し肌寒い。 変化の大きかった1、2月を乗り越え、暮らしに余裕が戻ってきた。生活習慣、心の動きに気を配れるようになって、自分を大切にできている実感がある。 最近のお気に入りは、玄米入りご飯や全粒粉のパン。もともと雑穀系がすきなのと、食べた後身体の調子がいい気がするので、食事に取り入れている。 セネガルは、旧フランス植民地だった名残?でバゲットが定着している。町にはチェーン店から個人経営までたくさんのパン屋さん。初めはどこのものでも関係なく食べていたけれど、次第にチェーン店のパンの薬みたいな…
週末、近くの海岸でウニを採った。 ウニはセネガルでも食べられていて、生で出てくるレストランもある。その辺の岩場に大量にいるので、無料の採り放題。あいにく小さめだったので実は少なかったけど、新鮮なだけあって美味だった。 処理の仕方があいまいだったので、「生のウニ 食べ方」などと検索した。あまり出てこないな?と思ったらそういえば日本では個人で採るのは禁止されていたんだっけ。すっかり忘れていた。贅沢だなあ。 ちょっと散歩がてら海へ出かけて食材をとって帰る、こういう日常もたのしい。 ランキング参加中海外生活
2月。砂は多いけれど、25、6℃と引き続き過ごしやすい気候だ。8、9、10、11月のトラウマレベルの暑さを忘れてしまった自分、セネガルの高温多湿の恐ろしさからつかの間の逃避。 不思議なことに、人はしっかり経験したはずの季節をしっかり忘れる。この乾燥した快適さからは、あのベタベタの夏を思い出せそうにない。肌は常に"今"しか感じ取れない。 ・大統領による選挙の延期 2月末にあるはずだった大統領選挙の延期が発表された。ただでさえ荒れるだろうと言われていた選挙期間、まさかの展開でいっそう混乱しそう。 3日の発表後、ダカールではすでにデモが行われ、情報統制のためのモバイル通信の制限もはじまった(WI-F…
アフリカコーディネーターアフリカ撮影コーディネーター海外ロケコーディネーター:アフリカテレビ番組の海外ロケや取材の撮影コーディネート20年以上の経験。60ヶ国以上の実績と人脈 ! エクセルマン・プロダクションズホームページはこちら:アフリカコーディネーターアフリカ撮影コーディネーターテレビ番組取材コーディネート アフリカ大陸全域でのロケーションサービスを提供している撮影コーディネートプロダクションです。報道 / ニュース、ドキュメンタリー、バラエティー番組、コマーシャル、テレビドラマやスポーツ番組などの為の取材、映像制作全面に関する幅広いプロダクションサービスを提供しています。各国在住のベテラ…
セネガルの治安。 アフリカに引っ越して8カ月、あらためて犯罪が多いなあと思う。日常になりすぎて、もはや意識もしていなかった。 私の周りだけでも、 ・カバンのひったくり(レストラン従業員、日本人)・空き巣(セネガル人友人、日本人)・電子マネーの抜き取り(レストラン従業員)・デリバリー配達員のお金持ち逃げ(レストラン)・滞在許可証申請手数料の詐欺未遂(私) …などが8カ月の間に起きた。※()は被害者 その他、邦人がひったくりや強盗被害にあったという大使館からの注意喚起メールが月1回はあったり。(セネガルに住む日本人は200人前後なのに...!) 身の回りだけでもこれなので、国全体で毎日どのくらいの…
アフリカ大陸のサッカー大会「アフリカネイションズカップ」が始まった。前回大会優勝国のセネガル、国全体が盛り上がっている。 観戦に備えているのだろうか、セネガルの試合がある日は町がそわそわ、妙な静けさだ。休んでいるのか知らないけど、朝の通勤・通学の人も心なしか少ない気がする。セネガルのユニフォームを着た人や、応援グッズを売る店からも緊張が伝わってくる。 試合開始後、町はいちだんと静かに。多くの人が移動や仕事を中断し、かたずをのんで試合を見守っている。 得点時の盛り上がりはすさまじい。試合を見ていなくても、外からの歓声で点が入ったことがわかる。どよめき、叫び声、クラクション、何かをたたく音、子供か…
ここ最近写真に撮った食べもの。 誕生日スナック 友人の子供の誕生日会にて。小学校と幼稚園の2人をかわいいお菓子でお祝い。実は私、幼稚園の方の子が生まれたときの命名式にも参加しているので、なんだか成長を見守る親戚のおばさんの気持ちだ。 貝の盛り合わせ 日本から人がきたら連れて行きたくなるレストラン。ホタテ1kg、カキ1kg、ムール500g、アサリに似た貝500g、巻貝1kg…これだけもりもりで、約3500円。最高。 お正月ちらし寿司 同居しているみんなで新年のお祝い。この絵だけでも発狂しそうなくらい、セネガル在住の日本人にとっては貴重なごちそう。お隣のモーリタニアで作られたカラスミ(写真左)もお…
タイタニック号は1912年にイギリスからアメリカへ向かう途中、氷山に衝突し沈没しました。 この事故により、1500人以上の人が亡くなりました。 船の沈没は、その当時最大かつ最先端の技術が注ぎ込まれた船体にもかかわらず、あまりにも早かったのが驚きです。 この事件には、船体の欠陥、人的ミス、あるいは破壊活動など、いくつかの理論があります。 タイタニック号沈没の謎の一つとして破壊活動説がありますすが、船は海難事故ではなく、意図的に破壊されたとされています。 しかし、この説には多くの疑問があります。 例えば、破壊された具体的な根拠や、誰が破壊を行ったのかなどが不明ですし、破壊説が広まった背景には、単な…
98回目の読書旅は前回に引き続き吉田友和さんの作品。奥様の松岡絵里さんとの共著となるデビュー作『世界一周デート 魅惑のヨーロッパ・北中南米編』(幻冬舎文庫)をピックアップしました。 『世界一周デート』とは? 『世界一周デート』とは、結婚を機に会社を辞めた2人による1年8か月の壮大なハネムーン記録。道中の様子をリアルタイムでウェブにアップし続け、2005年、それを加筆修正してTOKIMEKIパブリッシングより単行本化。 2013年には『怒濤のアジア・アフリカ編』、翌2014年には『魅惑のヨーロッパ・北中南米編』と前後編に分けて幻冬舎から文庫化されています。 当ブログで紹介してきた書籍の半分以上が…
【えっ!もしかして私たちはテレビにダマされているの!?】米国にコントロールされる日本メディア~言論統制?!民間人を調べ上げる「経済安保」法案~ ■経済状況や「飲酒の節度」まで民間人を調べ上げる「経済安保」法案 乱用の不安が解消しないまま衆院通過 東京新聞 2024年4月10日 https://www.tokyo-np.co.jp/article/320268 ■報道自由度、日本は68位 180カ国・地域のうち 日本経済新聞 2023年5月3日 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUF031NB0T00C23A5000000/ ~~~ 【パリ=共同】国際ジャ…
DNA分析の進化により、人類の「アフリカ単一起源説」が定説となり、「多地域進化説」は成立しなくなりました。 私は同じように、人類の基本的な宗教・文化・文明などもまた西アフリカから人類大移動とともに世界に拡散したという「宗教・文化・文明アフリカ単一起源説」を考えてきました。そのきっかけは、次女が青年海外協力隊員として赴任していたニジェールのニジェール川流域がヒョウタン原産地で米を栽培しており、若狭の鳥浜貝塚遺跡でヒョウタンと北アフリカ原産のウリ、インド原産のリョクトウ、南・東南アジアのシソ・エゴマが発見されていることを知ってからでした。 そこから、Y染色体DNA、「主語-目的語-動詞(SOV)」…
どうも〜弥栄ブログ〜翔〜です! 今回は!! バオバブアダンソニアフォニーの播種 の記事になります! sns Instagram View this post on Instagram A post shared by 翔 (@wawawawaw0126) www.instagram.com バオバブアダンソニアフォニーとは? バオバブの特徴は? バオバブの木の花言葉は? バオバブの木の名前の由来は? バオバブの育て方 バオバブは日本で育つのか? バオバブの育て方、水やりは? バオバブの播種 バオバブの播種をする時期 下準備 播種 バオバブアダンソニアフォニーとは? バオバブの木は、アフリカ大陸…
※データ取得タイミングの都合上前々日のデータです。 イスラエル軍の空爆で米NGOスタッフ7人死亡、英米首脳がイスラエル首相と電話会談(パレスチナ、オーストラリア、カナダ、米国、英国、ポーランド、イスラエル) https://www.jetro.go.jp/biznews/2024/04/163fcdeff439e3b3.html エルシーシ大統領、3期目が始動(エジプト) https://www.jetro.go.jp/biznews/2024/04/079dda0ed56474a3.html 第1四半期のGDP成長率は前年同期比5.66%、内需に陰り(ベトナム) https://www.je…
View this post on Instagram A post shared by Café Do Parque (@cafe.do.parque) www.instagram.com アフリカの大地に生息する象は、その巨体と力強さで知られている。しかし、そんな巨象もひっくり返してしまうほどの威力を持つと言われる果実が存在するのだ。その名も「マルーラ」。今回は、このマルーラから作られるリキュール「アマルーラ」について紹介し、実際に飲んでみた感想をお届けする。 マルーラという果実 マルーラは、アフリカ原産のウルシ科の木になる果実だ。完熟すると黄色からオレンジ色に変化し、独特な甘い香りと濃厚…
2024年度のベルリン国際映画祭は、パレスチナ虐殺に反対する映画作家たちの怒りに正面から向き合えない中で開催されたことにより、世界中から多くの批判が殺到したことが印象的だろう。その中で、とりわけ授賞式(CET 2月24日)において受賞者たち(マティ・ディオップ、ベン・ラッセルなど)が示したパレスチナへの連帯発言を、ベルリン市長が「耐え難い相対化」や「反ユダヤ主義」(anti-semitic)と非難し、ドイツ首相が「一方的な立場」と呼称した事例は、ドイツという国家がユダヤ人大虐殺の歴史を反省するのではなく、シオニズムや文化的ジェノサイドを正当化する立場をとったことを意味するのである。そこからさら…
「春雨けむる山里」と言う小学生の習字を掲げた小さな駅 私の大好きな詩人のひとり、田中冬二(1894年~1980年)。 この人の作品はどれも、詩ではなくてもはや絵だ。言葉という筆を使った絵画。どうして詩から風景が、においが、風が、感じられるんだろう? この駅の光景が、ありありと想像される。田舎の駅の、あの感じ。外はのどかな春、少しさびれた無人の小さな駅。昼間の利用者といえばおばあちゃんと子ども、習字の掲示の下で座っている。電車はまだ来ない、スズメの鳴く静かなホーム。遠くから踏切の音がして、ふたりはホームに進む。電車がゆっくり近づいて、駅の桜は風でゆらめき…。(私の想像です) 『枕草子』の空気を、…
⚫🔵 フェイ ユヴェントス、インテル、チェルシー、アーセナル…… ビッグクラブから熱視線を送られるセネガルの新たな「怪物」 ⚫🔵 モッタ チアゴ・モッタ代理人「彼は最も偉大な監督の1人になるだろう」評価を上げる若手指揮官の成功を約束 ⚫🔵 ベルカンプ ベルカンプはチェルシーとの契約のためロンドンを訪れた? 代理人が明かすアーセナルへの移籍秘話
よく使われる接頭辞がある。「アフリカならではの」や「アフリカ人特有の」といった、アフリカ全体をひとまとめにした接頭辞だ。 それはサッカーにおいても例外ではない。CAF(Confederation of African Football:アフリカサッカー連盟)には56の国と地域が加盟しており、それぞれに異なるサッカー文化があって、それぞれに独自のサッカーを展開しているにもかかわらず、それらを一括りにしている。曰く、「アフリカならではのサッカー」。曰く、「アフリカ人特有のフィジカル」。 無論、アフリカの多くの国が抱える問題も存在する。大航海時代以降繰り広げられ、ベルリン会議で決定的となった植民地化…
パリから来たフランス人観光客 『先週は東京にいたけど桜は咲いていなかったのにこちらの桜はすごい!今朝長良川鉄道で関に来てコインロッカーにスーツケースを預けて街を歩いてきたんです。』 津保川中学校出身の武義高校生が部活を終えて梅山駅から関駅まで来て、関シティバス上之保線で武儀や上之保へ帰るときの接続時間を実地で調べてみたくなって関駅へ。 そこで声をかけたのは、郡上駅まで帰るアフリカのセネガル出身の女性ALTと、関見物のフランス人カップル。この駅で2組の外国人に会うのは初めてです。 『どこへ行くのですか?』『岐阜駅まで行って京都へ行きます。』『お気をつけて。』と一旦は分かれたものの、駐車場から車を…
札使いどもが夢の跡・真 ダブモン!!30話18 妖魔版 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 18 大地が種を内封する、芽吹いた種は声明を巡り、やがて大地に返り、新たな種を受け入れるだろう・・・ 名・粉砕の砂堀 サンドーバ ダブモンNo.24概・M モンスター コスト1 パワー600 爬虫・地属性発・戦闘前・自任意・次の戦闘終了まで・条文の頭に指定:主対象:条・一・自分のモンスター・オーバーが次の戦闘に参加する時 二・相手のモンスター・オーバーが次の戦闘に参加する時効・以下の効果の内1つを発動する ・二のパワーを300下げる ・二がパワー0以下の時、 …
アフリカのサヘルは西側の新植民地主義に反旗を翻している。外国の軍隊や基地を追い出し、代替通貨を考案し、旧来の多国籍企業に挑戦している。結局のところ、多極化は抵抗が道を切り開くことなしには開花しないのだ。 Pepe Escobar The Cradle 1 April 2024さまざまな地域における抵抗軸の出現は、私たちを多極化世界へと導く長く曲がりくねったプロセスの、切っても切れない副産物である。ヘゲモニーへの抵抗と多極化の台頭、この2つは絶対に相補的である。西アジアにおける抵抗の枢軸は、アラブ諸国とイスラム諸国にまたがっているが、いまやアフリカのサヘル(西から東へ、セネガル、マリ、ブルキナフ…