前回、Fabricにおける各種アイテム(ステージングアイテム、データフロー、Lakehouse等)やOneLakeの機能であるショートカットについて、M以外の言語(T-SQL, Spark SQL, pySpark)によるデータ変換を説明しました。下図で言うと「ロード先」のステップまで完了したことになります。 ローカル環境でBI構築する場合とは異なり、Fabricはウェブベースで操作することになるため、ブラウザ上の各機能について慣れておくことが重要となります。今回はモデリング・可視化の部分で注意すべき点について詳しく見ていきたいと思います。 ※注意データセットは別名「セマンティックモデル」に変…