宮下英樹が描く時代劇漫画シリーズ。 講談社刊「週刊ヤングマガジン」で2004年−2007年にわたり第一部を連載。 2008年から「センゴク天正記」と題して第二部が始まっている。
実在の人物である仙石権兵衛秀久が主人公で、タイトルはこの人物の名前と、舞台の「戦国時代」を意味するダブルミーニングとなっている。
実在の資料を大胆に駆使しつつ、定説とは一線を画したストーリーや人物造形を行っている。
この話をいま語ると、現実の話と連動して、連想されるであろう……が、今回はあまりにそれは生々しいし、さまざまなに感情を揺さぶられるので、あえて積極的には、つなげて語らないようにしたい。そ れに現実のほうは、まだ最期ではないし、最期であってはならないと、皆が奮闘している。 そちらのほうが、いい方向に行くように祈りながら……… いや実際、これは国際情勢とかに関係なく、単独で、漫画そのものとして紹介しようとおもっていたのだわさ。 「信長のシェフ」… 作品全体でいえば「現代の知識・特殊技能を持つ人間が過去へ行って無双」「その理解者が、あの革命児(ではないという研究もあるが、物語的には革命児である)織田信…
歴史上の人物で秀吉とか年食うと途端に若い頃の理知さとか忘れたかのように無茶苦茶やりだす指導者とかいるじゃないすか小説とかドラマ化したとき、ラスト間際なのに主人公が素ッ頓狂になって脚本家が苦労するアレ今、それ見させられてんのかなあっていう— 平野耕太 (@hiranokohta) February 23, 2022 ……か、どうかは少々わかりかねる。さすがに弓矢の国盗りがまかり通る時代と近代戦争ではいくつかの重要条件が異なるからだ。 歴史は韻を踏むが、繰り返さない(※ふつうはこの逆で表現されるのだが)。 ただ、そうは言いつつ、そんな例を出されると確かに気になるのも事実だ。 何度も、ことあるごとに…
こちらで報じた話。 m-dojo.hatenadiary.com この無料開放が、本日2月17日から「センゴク天正記」になっているわけです。無印「センゴク」は、資料のない若い時代の話であり、実際に仙石秀久が一騎駆けの槍働きをする一武者だったことと、マンガの基本方針も固まっていない時代で、奔放な想像力を働かせたフィクション性が高い。 それが徐々に史実よりになっていくのは司馬遼太郎の「竜馬がゆく」や「燃えよ剣」にも近い。「センゴク」は、浅井・朝倉が織田軍の電光石火によって滅亡するところまでを描いた。天正記は、長篠の合戦へ向けて進んでいく…。ちょとした、細かいディティールに当時の資料の原文を引用し、…
yanmaga.jp『センゴク』シリーズ70巻分が無料&半額!ヤンマガ13号[2/28(月)発売]の最終話掲載前日まで、 ○毎日5巻分が【すべて無料】 ○見逃し話が【すべて半額】!!最終話掲載までに、信長に愛され、秀吉に許され、家康に託された仙石権兵衛秀久の一代記を読み返し、“時代の終わり”を目撃しよう! こちらから。 yanmaga.jp ※自分が実際に飛んでみると、「5巻ぶん無料」ではなく5話ぶんだけ「無料」表記されていたが、それは初日につきもののエラーだったらしく、実際には6話以降も読めた。そして日付が変わったら、6巻のところからちゃんとそれなりの話数が無料と表記された 今回の話から。「…
先日、寂しいというかワクワクするというか、結構な話が報じられました。 その内容は、人気漫画『センゴク』シリーズが、もう少しで完結するというものです。 mantan-web.jp(2022/2/7)
「ナポレオン覇道進撃」と並んで、節目節目で紹介する歴史漫画「センゴク」。今最終章と言うか、エピローグであることはお伝えした通り。 m-dojo.hatenadiary.comこの時書いた話は、だいたい当たっていたようだ。 『センゴクはどんどん史実を重視するスタイルとなってきたから、仙石権兵衛がこの時代(太閤死去から江戸幕府成立まで)に、八面六臂の大活躍をするというのはあり得ない。』『だが、上のような「激動の時代を、舞台の中心に立っているわけではないが、ある場面では演者、ある場面では『特等席』で見つめている観察者」というポジションで描く戦国時代の終わりが、意外なほど面白い。』 そもそもで言うと、…
センゴク権兵衛、改易から、陣借りで北条攻めに加わって奇跡の大名復帰を果たすまでで、そこで終わり…とならず、その後の豊臣政権を腰を据えて見つめ続け、描くのが非常に難しい「朝鮮出兵」にまで踏み込んで描いていて必読…という話はお伝えしました。m-dojo.hatenadiary.com その話がいまや、いよいよ第一回の侵攻(文禄の役)の講和交渉にまで至ったのですが……秀吉が望んだ「貿易」ではなく「冊封」に留めることを明国は決定、その冊封使節がやってまいりました。この交渉は決裂にしろ成立にせよ…そしてその諸条件にせよ、イエズス会はじめとするキリスト教諸国が「状況次第でうちはどうなる?」と不安を抱え、大…
戦国クリエーターのJami(ジャミ)と申します。戦国・幕末・三國志などについて発信しております(^^) また、舞台やイベント用の甲冑や武器などをつくっております。本物ではございません。本物志向でもございません。本物よりややゲームより、ややファンタジーよりの方が私は好きです。 甲冑の作り方を無料公開しております。このページの最後にリンクを貼っておきましたので、舞台関係者の方やコスプレイヤーさんなどご興味がございましたら覗いてみてください。 【オススメの戦国作品】信長協奏曲!アッパレ戦国大合戦!バガボンド!センゴク!のぼうの城!などなど youtu.be ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ …
いろいろ論点が多いので、番号を振って箇条書きにしてみます。ただ膨大なので、途中で中断や挫折あるかも… 1:まず長期連載「信長のシェフ」が、今たいへんなことになっている、という話。 「信長のシェフ」も、広く言えば『異世界(過去の戦国日本だってもちろん異世界だ)に行って今の技術でチート無双』もののひとつ。2011年から始まった10年の長期連載。そして2013年、14年と2度もドラマになったのだからけっこうな人気作品なのだけれども、逆に言えばドラマから7年も経っているわけで、今どんなふうになっているか知らぬ人も多いでしょう。実は、信長の天下一統まであとわずか……時期でいえば本願寺が石山を退去するぐら…
新連載ジャンプ新連載「逃げ上手の若君」が、「中先代の乱」の北条時行、つまり南北朝時代を書くということで話題(ひとつ前の記事も参照のこと)だが、こうツイートしました。歴史の1エピソードだが、へたに触るとちょっとやべーところ…といえば、ヤンマガ「センゴク権兵衛」@sengoku_YMも、大方で回避する「文禄・慶長の役」やってるんで合わせて期待しましょ。 / “週刊少年ジャンプ新連載の主人公が「北条時行」という激渋チョイスで歴史クラス…” https://t.co/Y1txp9agrY— INVISIBLE DOJO (@mdojo1) January 25, 2021 そのセンゴク権兵衛、 201…
vsつばき~幻想貫く鋼の電磁砲台~ (サムネ用) センゴク「当記事をご覧の皆さん」 黄猿「いつもご愛読いただきありがとうございます~」 セ「海軍元帥センゴクと」 黄「はい海軍大将黄猿です」 セ「なんとこの度TOPof3、Chapter2の記事が満を持して投稿されることになりました」 センゴク&黄猿「いえぇ~~~い」 ~中略~ 黄猿「この異質なノリについてこれないやつは全員死刑でいいんでしょ~?センゴクさぁん?」 センゴク「無論だ」 https://youtu.be/HtBtP8czvfo (↑パロの元ネタ) とまあこんなふざけた挨拶をしてたら死刑になるのはどう考えても自分、SINKです! 今回…
キラキラネームの是非について、デジタルで戸籍を管理する上で問題になるからと審議されているようです。漢字の意味とフリガナが合えばいいとか。つまり「光」を「ピカ」はOK。光る宇宙で「光宙(ピカチュウ)」とか。「光鼠」でピカチュウというのはいないのですかね。そんな名前嫌ですが。 キラキラネームっていつからあったんだろうと思ったのでした。日本史の本を読むと読めない名前が結構あったりします。キラキラネームというほどではないのですが、これも似たようなものかもしれません。 阿武町の事件について、ワイドショーで経済学者が「社会的に見てそれほど大きな金額でもないのに、こんなに騒がすマスコミに驚いた」と言ったよう…
スター・シェイカー作者:人間 六度早川書房Amazon マイクロスパイ・アンサンブル (幻冬舎単行本)作者:伊坂幸太郎幻冬舎Amazon センゴク権兵衛(27) (ヤングマガジンコミックス)作者:宮下英樹講談社Amazon ULTRAMAN(18) (ヒーローズコミックス)作者:清水栄一,下口智裕ヒーローズAmazon もう一つの『三国志』 異民族との戦い (新人物文庫)作者:坂口 和澄KADOKAWAAmazon
2022年春ドラマはどれにもハマらず。1話も見逃していないのは「ふるカフェ系 ハルさんの休日」くらい。近年珍しい事態。遅ればせながら録画はしている「鎌倉殿の13人」はだんだん面白くなってきている。まだ木曾義仲出てきたところだけど。それにしてもタイトルの明朝体が美しい。算用数字も使われているし筆文字じゃないしなかなかに挑戦的である。同じ明朝でも「麒麟がくる」のクレジットは古臭くて重かった。オープニングが洗練されていて好みの感じだと観るテンションも上がる。 楽しめている民放ドラマがほとんどないのでネットで漫画を読むようになった。時代は変わり音楽はサブスク、漫画は電子媒体が主流になりつつある。電子と…
無料期間:5月13日~5月19日 「週刊少年マガジン」「月刊少年マガジン」「ヤングマガジン」などの名作・傑作がどれも2巻以上無料! 私たちはどうかしている 人生を狂わせた世界一憎い男との結婚。母の仇を和菓子で晴らす! のだめカンタービレ ゴミ溜め部屋に住む彼女はとんでもなく変人だった……!?不思議少女・のだめの奇行を見よ!! 未熟なふたりでございますが 夫の×××が好きすぎて……今夜もできません!ピュアなふたりのイチャイチャ攻防戦が始まる。 娘の友達 「社会」のために「自己」を殺す現代社会へ鋭く切り込む、背徳のサスペンスが幕を開ける。 花園さんちのふたごちゃん 性格真逆のギャルとアイドル!好き…
5/14(土)より立川シネマシティで『銀河鉄道999 4Kリマスター』極音上映がスタート(座席はこちら。2週間限定)。映画『シン・ウルトラマン』もシン・ゴジラ同様極爆上映です(座席はこちら)。映画『バブル』極音(座席はこちら)と併せてどうぞ。 金曜日。「あさイチ」プレミアムトークに中川大志。夜7時「ザ・ベストワン」は漫才3時間SP。夜9時「金ロー」は映画『ローマの休日』新録吹替版(早見沙織・浪川大輔)。夜9時〜WOWOWシネマで映画『映画大好きポンポさん』初放送。夜11時「A-Studio」に吉岡里帆。夜11:15「家政夫のミタゾノ #4」に森口瑤子、稲葉友、久保田悠来、長井短。夜11:30〜…
みなさん、こんにちは。 今日はお休みなので、朝から先日最終巻を入手した「センゴク権兵衛」をシリーズ最初の「センゴク」から読み返しました。 さすがにのべ72巻に及ぶ大作ですからね、時間はかかります。 まぁ、逆に何度も読んでるってこともあり、夕方には読み終えました。 面白いんですが、読みながらこの漫画が連載されてきた10数年を思い出しちゃいましたよ。 なんにせよ、長く続いたものは自分の歴史というか、記憶と重なりますから、たま~にこういうことをするのもいいのかもしれませんね。 あ。そういえば、連休明けから私が住む賃貸マンションの外装工事が始まりまして、今のところ外部足場の設置をしてるところなんですが…
無礼な態度をとらないよう気をつけないと ・・・この本を読んで改めて感じました。 無礼な人がいる職場では、半分の人がわざと手を抜く。 48パーセントの人が、仕事にかける労力を意図的に減らすそうです。 職場の生産性を上げるためにも礼節が大事だ、というのが、この本の主張です。 「職場の環境を良くして業績を上げたい」 「惜しみなく、自分の持っているものを提供したい」 とメンバーに考えてもらうのに、大事なことは何か。 それが「礼節」だとのことです。 ついつい、他人も自分と同じく感情を持った人間であることを忘れてしまう。 みんなのいるところで叱責する。 メールで溜まったストレスを吐き出すように、暴言をはい…
普段、あまりマンガを読まない僕が、必ず発売日に買うほど熱中したマンガがある。「センゴク権兵衛」。この一大歴史叙事詩の最終巻が2022年5月6日に発売し、18年にわたる連載が遂に終了した。
ヤングマガジン。センゴク権兵衛終わっちゃったー。 そしてカイジが、冷凍餃子の値段だの、そういうのを巡る推理合戦…というか、あの財閥は銀行口座も、人間の拉致も人目をはばからないといけないぐらいに権力が小さいんかい?と思わせる小物犯罪集団になったりして、雑誌ランキングが俺の中で大きく低下。「ファブル」は面白いけど。 ただ世間では、もう詳細を言うまでもないけど連載の「月曜日のたわわ」が話題になって…売れてるのかな?内容的には「ウェブトゥーンのtoomicsみたいなやつ」で説明し切れると思うけど m-dojo.hatenadiary.com それでも批判が多い。 その批判をざっくり言うと「大人が未成年…
みなさん、こんにちは。 「センゴク権兵衛」が終わっちゃいましたね。 宮下秀樹さんの漫画で「センゴク」「センゴク天正記」「センゴク一統記」「センゴク権兵衛」と続いてきた作品です。 全部合わせると72巻に及ぶ大作ですね。 戦国時代と主人公の仙石秀久で「センゴク」です。 面白かったですねぇ。 私、全巻持ってるんですけど、いまだに最初から何度も読み返してるんですよねぇ。 まぁ、内容はともかく、こういう長く続いてきたものが終わっちゃったときの喪失感って言うのは、何度も経験してきたはずなのに、慣れることができません。 ふぁぁぁ~!から、あ~あ!となって、ふう…ってなっちゃいます。 まぁ、なんにでも終わりは…
2022年05月15日号(通巻695号) 表紙:神戸浩さん 5月13日(金)22:30 Eテレ バリバラ 『#ふつうアップデート俳優編SP 神戸浩の40年 前編』 画像:植岡喜晴監督『夢で逢いましょう』(1984)より 20代の神戸浩さん 「より子さん~!」 www.nhk.jp
筆者の住まいの北陸富山は冬場の晴天率も低く、日本海側で積雪もある事から専ら冬キャンプはお隣の長野県へ遠征する事が多いです。 長野県も雪が降るんじゃないの?と思われる方も多いかもしれませんが、長野市のある北部以外は冬の晴天率も高いので、今回は天気の良く夜景で有名なウィスラースカイベース小諸まで行ってきましたよ! 小諸観光を楽しもう! 冬の布引観音で今年初登山にチャレンジ! 釈尊寺 布引観音へ行こう! 冬場の布引観音は足元がツルツルで危険! 釈尊寺 布引観音堂でお参りをしよう! 冬の懐古園で散策をしよう! 小諸城址懐古園とは! 小諸城大手門! 懐古園は自然豊かで散策におススメ! 小諸城址懐古神社 …
本日は、歴史漫画の話題。 最近、僕は、ほとんど漫画を読みませんが、読んでいる数少ない漫画のひとつであった『センゴク』の連載が終了。『センゴク』シリーズには、 『センゴク』 『センゴク天正記』 『センゴク一統記』 『センゴク権兵衛』 の4部作に加えて、 『センゴク外伝 桶狭間戦記』 という外伝がありました。 当初、若干、青春ものっぽい雰囲気のある漫画でしたが、あっという間に、歴史群像劇に変容していきます。 各戦国武将の様々な視点から見事に描かれていたので、終わってしまい、残念です。 レアなところでいえば、例えば、長宗我部元親がメインとなったり、島津四兄弟がメインとなったりし、しかも、キャラが立っ…
今朝にはもうすっかり元気になっていて、昨日の激痛は泡沫の夢だったのか? 病院で触診をして貰っても痛くも痒くも無く、採血で終わり。お薬も出なかった。 心のモヤモヤを解消出来ないまま快活CLUBに寄って「パリピ孔明」の9巻を読んで帰って来たけど、あっと言う間に読み終わってしまった上に結構いいところで「つづく」だったものだから、ますますモヤモヤが募って本当につらい。 昨日「センゴク権兵衛」の最終巻が家に届いた。これで完結かと思うと勿体なくて、少ーしずつ読んでいるところ。 「センゴク」シリーズでは不識庵さんと湯川さんと早雲さんのお話が大好きで、何度も読み返してなかなか先に進めなかったのは良い思い出。 …