秋の陽も午を回り、私はカメラを手に緑野を歩いてます。気温は九月並み、虫たちは喜んで跳ね回り、花々は臆病に花期を遅らせ、私は暦と自然のギャップを惑いつつも楽しんでいます。とはいえ私、見かけがかなり怪しいことを先日の一件で再認識いたしました。休日とて幸せな親子連れがたくさんおられます。通報されないよう気を付けねば。こんな愛と正義のいい人なのにー。 ケンポナシの実が空中にぷらーんぷらーんと。ジョロウグモの糸に引っ掛かったようです。 やぶの中では今まさに、コウヤボウキの花盛り。うす紫のめしべの数を数えれば、これが十個の花の集まりだとわかります。 今年もオケラが実を付けてます。このオケラのような草原性の…