Sophie's Choice
1947年のブルックリン。作家志望の青年スティンゴは、越して来たアパートで1組の男女と知り合う。女ソフィーは強制収容所から解放された過去があり、男ネイサンはその際に貧血で倒れた彼女を救って知り合ったのだという。やがて3人は親しくなるが、やがてソフィーの悲痛な過去を知る。 ウィリアム・スタイロンの同名小説の映画化。ケヴィン・クラインの映画デビュー作でもある。
ソフィーの選択 [VHS]
ウィリアム・スタイロンの著書。 メリル・ストリープ主演で映画化。
ソフィーの選択 (上巻) (新潮文庫)
ソフィーの選択 (下巻) (新潮文庫)
1982年のアメリカ映画 存在はもちろん知っていたのに何故か観る機会の無かった作品 終戦間もない1947年のニューヨーク、ブルックリン 南部の田舎で不自由なく育った青年スティンゴ(ピーター・マクニコル)は、作家になるという夢を携えてニューヨークにやって来る マンハッタンには安い下宿もないことからブルックリンに壁一面がピンク色の安アパートを見つける 部屋に入って早々、近くの部屋で男性の怒鳴り声と女性の泣き声が聞こえ、何事かと顔を出すと女性を酷い言葉で怒鳴り散らしていた男性に絡まれてしまう 女性はソフィー(メリル・ストリープ)という名で、そのままアパートを出て行ったナイサンという男性(ケヴィン・ク…
🙇🏻とりあえず2ポチっと、「にほんブログ村」と「拍手」を押して行きはりますか? ⏱この記事は、約6分で読めんねん ℹ️ご来場の皆さまへ わたしが主催させてもらってますサークルを下の方にご案内をしていますので、 参加してみませんか❓ v(=∩_∩=) は じ め に ご 挨 拶 本 編 ソフィーの選択(原題 Sophie's Choice) 概 要 お わ り に 糸屯ちゃんの掲示板 主催サークルのご案内です(2023年08月23日 09:30現在) は じ め に ご 挨 拶 おはようございます ☕ _ _))ペコリンン 白石です本日のテーマも、昨日に引き続き、洋画セレクション です おはよ…
《内容》 超話題の春樹の新作は名作なのか問題作なのか。そして何を問いかけるのか——強力なメンバーで謎めいたその世界へ挑む必読の一冊を緊急刊行。豊崎由美×大森望、加藤典洋、安藤礼二など。 今更感満載ですがw ふと他の人の感想が気になって読んでみました。 新作を読む前の復習も兼ねて。 街とその不確かな壁 作者:村上春樹 新潮社 Amazon 自分の感想はこちら↓ www.xxxkazarea.com 選ばれなかった人間がどう生きていくのか どんな愛も差別化と排除を前提にしている。このことが『多崎つくる』の中でも暗示されている。あの五人は、奇跡的な仕方で普遍的な愛を実現しているように見える。確かに、…
ナチスによるホロコーストを題材にした作品です。原作はウィリアム・スタイロンの小説。 アマゾンプライムビデオで鑑賞です。 1982年制作・アメリカ・151分 ジャンル ドラマ 原題 Sophie's Choice 監督 アラン・J・パクラ 脚本 アラン・J・パクラ ネタバレ度90% あらすじ 南部の地方からNYに来た作家志望の青年スティンゴ(ピーター・はアパートで愛し合うネイサン(ケヴィン・クライン)、ポーランド人のソフィー(メリル・ストリープ)と出会う。 ネイサンはハーバード大卒の生物学者であり、ソフィーの父親は反ナチスの信念を貫き、戦時中に殺されていた。 彼女も強制収容所に入れられ、過酷な人…
ずっと以前に観ていた、と思っていたのですが観始めても記憶が戻る感覚がなかったのでもしかしたらまったく観ていなかったのかもしれません。 なにかとよく引き合いにされる映画なので観たと思い込んでいたようです。 一度観たら忘れられない名作と謳われているのですからそんな思い込みもおかしなことですが。 にもかかわらずアウシュビッツの悲劇を描いた名作と認識していたこの作品を今観終わって不思議な気持ちになっています。思っていたものとまったく違う内容だったからです。 この映画はいったいどのように記憶すべきなのでしょうか。 かなりの長尺の物語を丹念に描いた美しい映像であるのは確かです。 しかしそこにあるのは奇妙な…
「ソフィーの選択」。ナチによる収容、家族の剥奪、トラウマの話。まともに生きてはいけない、生きていても良いことなど無い、という強烈な刻印。パートナーは妄想に囚われており、彼と付き合うのがあたかも自らを狂った世界に収容しているかのよう。決定的なポイントに辿り着いたら、そのまま死んでしまったという、強烈なアクティング・アウトを見たような感じ。 https://watch.amazon.co.jp/detail?gti=amzn1.dv.gti.98a9f628-a482-0a89-8eca-dc8efd9b5268&territory=JP&ref_=share_ios_movie&r=web
一条真也です。東京に来ています。20日の日曜日、親戚の葬儀に参列してから幡ヶ谷の斎場へ。火葬終了後は新宿に出て、出版関係の打ち合わせをしました。その後、新宿武蔵野館を訪れ、上映中の「アウシュヴィッツの生還者」を観ました。ナチスの蛮行を描いただけでなく、ハリー・ハフトという実在のプロボクサーが主人公ということで、ボクシング映画の側面もあり、非常に興味深かったです。 映画ナタリーの「解説」には、「アウシュヴィッツ強制収容所の生還者の息子が父親の半生について綴った実話を映画化。渡米した生還者が、恋人に生存を知らせようとする姿を描く。監督を務めたのは、『レインマン』のバリー・レヴィンソン。『インフェル…
一条真也です。東京に来ています。「殺人的な暑さ」と言う他はありません。東京のサラリーマンはみんな上着なしですが、わが業界の会議はスーツが欠かせないので大変です。26日は業界の3つの会議に参加後、シネスイッチ銀座でウクライナ映画「キャロル・オブ・ザ・ベル 家族の絆を奏でる詩」を観ました。実話を基にしており、心温まる佳作でした。 ヤフー映画の「解説」には、こう書かれています。「第2次世界大戦下のポーランドを舞台に、同じ家で暮らすことになったウクライナ人、ポーランド人、ユダヤ人の3家族の姿を描くドラマ。戦争に翻弄される人々が、ウクライナ民謡から生まれた楽曲『キャロル・オブ・ザ・ベル』を支えに苦境を生…
日本テレビ「金曜ロードショー」が好きだ。オリジナルドラマ、ジブリ、コナン、ルパンといった作品ラインナップも魅力的。そんな「金曜ロードショー」の今後の放送予定と、過去すべての放送作品をまとめた。 今後の放送ラインナップ 2023.08.18 パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊 2023.08.11 パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉 2023.08.04 カールじいさんの空飛ぶ家 2023.07.28 キングダム2 遥かなる大地へ www.hobiwo.com 2023年「金曜ロードショー」バックナンバー 2023.07.21 もののけ姫 2023.07.14 コクリコ坂から 2023…
とりあえずの初太刀。まだまだ解析は始まったばかり…
本当にどんな役でも演じれちゃうんですね、すげぇ~
沈没する豪華客船の上で、名家の娘と貧しい青年が激しく燃え上がる恋に落ちる。 『タイタニック』は1997年の映画。監督脚本はジェームズ・キャメロン、主演はケイト・ウィンスレットとレオナルド・ディカプリオ。アカデミー賞は11部門を制覇。 恋愛映画としての前半 映画が名作映画となるには、二つの一見相反する条件をクリアする必要がある。 一つは、古典的なお約束を踏襲することだ。古来から無数の映画が作られており、観客を夢中にさせてきた映画には共通するパターンが見いだせる。このパターンを自在に操れるクリエイターこそが売れる作品を作り出すことができる。 一方で、パターン化されたもののみで構成された映画は、目新…
高所恐怖症のために同僚を死なせてしまいリタイアした元警官が、霊に取り憑かれたという旧友の妻を尾行する。 『めまい』は1958年の作品。監督はアルフレッド・ヒッチコック。主演はジェームズ・スチュアートとキム・ノヴァク。 理想の恋人の第一条件は死んでいること 恋愛映画では理想の恋人像がしばしば描かれる。現実に存在する人間が理想的な存在であることはありえないので、そういうキャラクターはだいたい死ぬか最初から死んでいる。死によって思い出の中の存在となり、思い出の中にいる限りで彼(彼女)は理想の恋人であり続けることができるという仕組みである。なお、この「死」は現実的な死である必要はなく、もう二度と会うこ…
2019年の日記から。 1.12 ウィリアム•スタイロン『ソフィーの選択』を読む。これも、書き出しからして、アメリカ文学のテーマである「イノセントと喪失」なのだろうか。この伝統はいつからなのか(ソローの『森の生活』も、考えようによってはイノセントの回復だ)。そしてこの伝統は、日本における私小説みたいなものなのだろうか。この作品を読んで、初めて、小説を書きたいと思った。 主人公がソフィーの腕に収容所の番号の刺青を発見するくだりはちょっと衝撃だった。歴史とか、民族とか、ヨーロッパもアメリカも、その重さが違う。流された血の量の多さとでも言えばいいのか。ソフィーがポーランド人なら、小説の登場人物は必然…
本当のアメリカの人種差別はこんなもんじゃないだろうが、それにしてもこれは多くの人が見るべき。一応、実際にあった公民権運動家3人が殺された事件をもとにしている。 たたき上げの捜査官であるジーン・ハックマンがよい。なんていい俳優なんだろうと思う。私のなかでは、彼の出ている映画にはハズレがない。 そのハックマンが「黒人に対してより貧乏に対する憎しみ」と、プア・ホワイトが人種差別の中核にいた現実をはっきりと口にするところが重要。彼の父親は、ラバを持っていた黒人を憎み(持てないほど貧しかった)、ラバを殺し、黒人を町にいられなくした。 だからこそ、この事件のあった町の人間の気質も構造もよくわかる。それでい…
「前衛」7月号について「興味のある内容」のうち「俺なりに何とか紹介できそうな内容」だけ簡単に触れています。「俺の無能」のため「赤旗記事の紹介」でお茶を濁してる部分が多いです。特集「岸田政権の原発回帰への大転換を許さない」 ◆岸田政権の原発利用の固定化・永続化は破綻の道:気候危機打開、再エネの本格的推進は原発ゼロでこそできる(笠井亮*1) ◆政府GX基本方針の経済不合理性および代替案(明日香壽川*2) ◆福島原発事故の反省も教訓も投げ捨てる「安全神話」の再来:被災者、復興は置き去り、事故は終わっていない(神山悦子*3) ◆東電・柏崎刈羽原発再稼働の検証こそ行うべきである:新潟県検証総括委員長*4…
ログライン:知識は豊富だが軍人としては有能ではないロレンスは、諜報活動の一環としてアラビア半島に派遣されるが、アラブの独立に貢献する。 『アラビアのロレンス』は1962年公開の映画。監督はデヴィッド・リーン。アカデミー賞は7冠。 『アラビアのロレンス』は、イギリス人のロレンスとアラブ人たちの友情がストーリーの軸になっている。 友情(恋愛を含む。)が主題になるときは大なり小なり異文化交流が描かれることになる。価値観や境遇の違う者たちが友情を結ぶからこそ、そこに面白みが生まれるからだ。 異文化交流に摩擦は付き物だ。人間は他人の尺度で物事を測ることは難しい。価値観の違いは衝突を生む。ファーストインプ…
www.nhk.or.jp本作でアカデミー賞監督賞にノミネートされ、のちには『ソフィーの選択』(1982)、『推定無罪』(1990)、『ペリカン文書』(1993)などを手掛けるアラン・J・パクラ監督による実話を基にした社会派サスペンス映画。 ワシントンDCのウォーターゲート・ビルへの侵入者が逮捕された事件を取材する記者ウッドワードが同僚のバーンスタインと事件を追う内に、ニクソン大統領を支持する再選委員会の存在を突き止めていく様子が描かれます。 ダスティン・ホフマン(バーンスタイン役)、ロバート・レッドフォード(ウッドワード役)のスター俳優二人が、アメリカ史にも残る"ウォーターゲート事件"を追う…