原語は、"social-engineering"であり、「社会工学」(社会工学的攻撃)と訳されることもある。
情報を仕入れるために、話術や身なりなどで人を信用させ、人を騙すこと。いわゆるハッキングの一種。ターゲットに自らスパイウェアをインストールさせるなどの合わせ技にも用いられる。
伝説のクラッカー、ケビン・ミトニックが好んで使った手法として有名。彼は、攻撃相手の企業のゴミ箱から電話帳を拾って、その電話帳をもとにソーシャルエンジニアリングを仕掛けたりした。
派生技術に、ゴミ箱をあさるトラッシング、肩越しに相手の入力するパスワードを盗み見るショルダーハッキングなどがある。
振り込め詐欺もソーシャルエンジニアリングの一手法である。
この言葉が転じて、ネットコミュニティでは、住所氏名などの個人情報を突き止めることを「ソーシャル」「ソシャる(動詞)」と呼ぶようになった。
学問手法のひとつ。
一般に、次の特徴をもつ研究を総称したものをいう。
社会問題(社会経済、経営、都市・地域、国際関係等の諸問題)を理工学的(分析的、数理的、計量的)なアプローチによって解明し、政策的な意味合いを見い出そうとする