かつて井上尚弥最大の難敵と一部で呼ばれたゾラニ・テテが2年ぶりの試合を1RKOで復帰戦を飾った。 テテが脚光を浴びたのは何と言ってもWBOチャンピオン時代、防衛戦で相手選手を1R僅か11秒、衝撃のノックアウトで勝利した試合。 これが世界戦最速KO勝利ということで一躍有名になり、WBSSの決勝戦は井上とテテの戦いと予想する向きが多かった。 ところがWBSS準決勝でテテは肩の故障によりノニト・ドネア戦を棄権。 このことが、ドラマインサイタマの生まれた伏線になった訳だ。 その後テテは当時の暫定王者ジョンリル・カシメロに敗れ王座を陥落。 今回の試合はそれ以来2年ぶり。 この復帰戦を勝利したテテはビッグ…