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美術家、マンガ家。福岡県田川市生まれ。1941年〜1998年。
絵画、漫画や絵本、彫刻、デザインなどマルチプルに活躍した。 西洋と東洋をミックスした不思議なコママンガ。セリフはなく、絵だけで語るナンセンス。ナンセンスというよりもっと突きぬけていて、悟りを得た人が知るようなコスモロジーを表現していた。
立石大河亞
子の幼稚園では毎月「こどものとも」の絵本が提供されていて、12月の年中は「とらのゆめ」でした。 何とも独創的な内容の絵本ですが、調べてみたら色々興味深いですね。 作者のタイガー立石さんも、マルチな芸術活動をされていたようで、Wikiを覗いただけでも面白いです。 ja.wikipedia.org 晩年は、千葉県市原市の養老渓谷らへんで過ごされていたのですなぁ。 小湊鉄道を思い出します。 滅茶苦茶たけぇ。
よろコンです。 この週末、土曜、日曜とギリギリ天気がもったような、もたないような・・・ ということで、今週も、相も変わらず美術館を回ってきました。今回は車で少し遠征。 もうすぐ終わってしまう展覧会もありますので、ほんの少しご紹介。 またまた、内容があちこち飛びまくってますが、もし少しでも気にかかる情報があったら、幸いです。 【本日のコース】 ホキ美術館 「STORIES 永遠の人物画展」~11/7(日) 千葉市美術館 レストラン 優雅亭 盛山(せいざん) 千葉市美術館店 「大・タイガー立石展 POP ARTの魔術師」~7/4(日) 千葉市美術館コレクション選 ~7/4(日) 板橋区立美術館 館…
■絵画等のこと④「大・タイガー立石展 POP-ARTの魔術師」@千葉市美術館 千葉市美術館と著者 千葉市美術館にて2021年7月4日(日)まで開催中の「大・タイガー立石展 POP-ARTの魔術師」を拝見したので、感想を記しタイガー。 ●タイガー立石のこと タイガー立石(本名立石紘一)は1941年、九州・筑豊の伊田町(現・福岡県田川市)に生まれた画家・漫画家・絵本作家・陶芸家である。石炭産業で栄える、炭鉱の町であったそうだ。 1964年に中村宏とともに観光芸術研究所を設立、1968年にはタイガー立石に改名し漫画家として活躍した。1969年に突如、イタリア・ミラノに移住、イタリア以外も含め13年間…
偏愛!!カルト・コミック100 (洋泉社MOOK) [目次]TALK SESSIONカルトコミック編集サイド対談 「コミックビーム」編集長×元「アックス」編集者 BECOMMEND奇跡のラッパーNIPPS ガツンとくる唯一無二の3作しまおまほイチ押し!!インディーズ・コミック3作 INTERVIEW脳に未知の衝撃を与えるカルトパンク漫画『PUNK』完結長尾謙一郎インタビュー×アイドルライター小明 COLUMN幻のカルトコミック一発!タイガー立石『TRA』 LECOND大御所カルト30偏愛BEST3上村一夫『悪の華』永井豪『バイオレンスジャック』楳図かずお『わたしは真悟』つげ義春『無能の人』日野…
著: 玉置 標本 池袋と目白の中間あたり、人通りもまばらな住宅街に店を構えるブックギャラリーポポタム。国内外のアートブックやリトルプレス(少量生産の本)、アーティストによる絵画やグッズを扱っている。 ポポタムのオープンは2005年。この店がこの場所に誕生した理由、19年間にわたって作家やお客様に支持され続けてきた訳、個性的な品揃えの基準などを、店主の大林えり子さんから伺った。 本とサブカルに親しんだ学生時代 大林さんの出身は香川県の西側、お雑煮が白味噌の汁に丸い餡子餅をいれる地域とのこと。 高校卒業後、大学進学のため上京をして、なんやかんやあって店をオープンさせて現在に至る。 多くの人が「本当…
2021年から2023年までに鑑賞した美術館の企画展、コレクション展等を記録しました。【2023】・1/14 大竹伸朗展@東京国立近代美術館・1/21 桃源郷通行許可証@埼玉県立近代美術館・1/25 諏訪敦 眼窩裏の火事@府中市美術館・1/28 都築響一コレクション 大道芸術館・2/25 加藤泉 寄生するプラモデル@ワタリウム美術館・3/7 エゴン・シーレ展@東京都美術館 企画展示室・3/11 佐伯祐三 自画像としての風景@東京ステーションギャラリー・3/11 極楽鳥@インターメディアテク・3/12 お雛さま 岩崎小彌太邸へようこそ@静嘉堂文庫美術館・3/19 芸術家たちの南仏@DIC川村記念…
ビブリオバトルの運営の打ち合わせで、急遽本の紹介のデモンストレーションをすることになった。バトラー全員が未経験者だったので、やはり初めに見本が必要ということになったのだ。運営の初心者で機材等の設置にも不慣れな僕は少しは役に立ちたくて、デモ役をかってでることにした。 そのとき図書館の棚で気になったのがこの本だった。好きな画家のタイガー立石の挿絵だが、この本は初めて知った。有名な数学者と教育者との共著で、無限の概念についてさまざまな角度から解説した絵本である。 当日のバトラーの中には、地元の山についての本を紹介にする人がいたので、タイガー立石を説明するために、著名な大作「香春岳対サント・ビクトワー…
午後から都内の歯医者通院。前回、神経をとった奥歯の治療、当初は土台を形成して差し歯にする予定だったが、自分の歯がだいぶ残っているので被せ物をするだけですむ。今回の治療でとりあえず終了。次回は定期健診で12月か1月頃になる予定とか。5月から続いていた歯の治療がひとまず終了。もっともいつ取れてもおかしくないなうん十年も前に入れた差し歯が何本もあるし、歯の治療はたぶんずっと続くのだろうとも。 2時半過ぎに解放されたので、久々に東近美に行ってみることにした。お茶の水から竹橋までは歩いても15分くらい。 東近美は10月6日からの 棟方志功展の準備期間のようで、現在行われているのはMOMATコレクション展…
算数には苦手意識があったが面白く一気に読めた。 「3×3=1+2+3+2+1」で小石を並べた説明では「目から鱗」だった。小学生のときに読んでいたら算数への意識が変わっていただろうか。 月刊 たくさんのふしぎ ぼくの算数絵日記 タイガー立石 1995年 01月号(第118号) [雑誌] 絵本の家 Amazon
ピカソの顔の絵は、「見る場所、つまり視点が一枚の絵の中にいくつもある」(p25)とのこと。 顔は、それを書く人の思想を表現するのに適しているのかもしれない。 月刊 たくさんのふしぎ 顔の美術館 タイガー立石 1994年 01月号(第106号) [雑誌] moviestock2 Amazon
確率についてわかりやすく根気よく説明してくれている。2回に1回のほうが6回に1回よりも起こりやすいことはわかっていても、最後は「運」次第と思いがちなのだが。 『たくさんのふしぎ』93号(1992年12月) 『フレ!フレ!100まんべん』野崎昭弘/文 タイガー立石/絵 福音館書店
いつもブログを読んでいる子が好きなタイプと嫌いなタイプについて書いていて、それがとても良く、私も書いてみる。しかし、二元論で語りきれないので、好き嫌いというより好き・苦手(または興味ない)になると思う。 ・女 好きなタイプ ルックスは特に見ていない。中身が良ければギャルだろうがホームレスだろうが好きだ。 中身は、集団行動をあまりしていない人、時間を守る人、金銭感覚が合っている人、個人を尊重する人。 私と金銭感覚が合っている(何にお金をかけるかが似ている人)は大抵その他の項目にも当てはまっている気がする。何事も狭く深くタイプなので、集団行動はできないし、そもそも他人に合わせる意義がわからない。 …
府中市美術館の企画展。市内在住の植竹邦良(1928-2013)は、ほぼ無名の画家だったが、美術館に寄贈された絵が郷土作家の作品として展示されるようになって、徐々に注目を浴びるようになったらしい。それが、没後10年たって、こうした企画展の開催に結び付くのだから、やはり一枚の絵画の力というものは侮れない。 僕が展覧会に行こうと思い立ったのも、フライヤーの表紙の、おどろおどろしくも近未来的な「最終虚無僧」という不可解なタイトルの絵の力だったのだ。展覧会を見て、自分がこの絵に吸い寄せられて理由が納得できた。 戦中派世代のこの画家は、50年代にはルポルタージュ絵画の運動に参加し、中村宏(1933~)と近…
7月9日、日曜日。 連日暑いですねぇ……。ということで今日も都内のあまり駅から遠くないところにお出かけです。 まず最初は、三井記念美術館。こちらで「三井高利と越後屋」という展覧会を見ます。 なお、三井高利は人名で、三井は高利貸という意味ではないので念のため(をぃ)。こちらの展覧会、三井の実質初代である三井高利の事業と高利にまつわる美術品を集めて展示してました。 事業に関する展示は撮影可能でしたが、普段の美術展では出てこないものが多くて、これを見るのが楽しい展示でした。そんな撮影可能だった事業に関する展示から。まずは松阪の古地図。ここが三井家の発祥の地になるのですね。 松坂は一度行ってみないと、…
タイトルで内容を当てられるだろうか?「100まんべん」がヒントになる。確率のお話なのだ。 確率ネタといえば『デタラメ研究所(第401号)』がある。切り口はデタラメつまり「乱数」だった。サイコロのどの目も、出る確率は6分の1。でもサイコロの目の出方はデタラメだから、サイコロをふる回数が少ないほど「かたより」が生じてしまう。ふる回数を増やせば増やすほど、かたよりが目立たなくなり6分の1に近づいていく。 10回、100回、1000回…… 10000回……100万回もふればかなり正確に6分の1になるよ(『デタラメ研究所』29ページより) 100万回もふれば……ってそう「100まんべん」だ。もちろん10…
こんにちは、すずめです。先日、谷川俊太郎さんの「絵本★百貨展」に行ってきました。結論からいうと、本当によかったです……。谷川俊太郎さんの絵本が好きな方はもちろん、詩や言葉が好きな方もきっと楽しめるに違いない!と思える展示ばかりでした。 本記事では、谷川俊太郎展のレポートとして、扱っていた絵本や展示の感想のほか、スケジュールやグッズについてもご紹介していきます。また、子ども連れでも楽しめるかどうかの感想なども載せていますので、興味がある方はぜひご覧ください。 こんな人向けの記事 ・谷川俊太郎展の内容・様子が知りたい ・谷川俊太郎展に行こうか悩んでいる ・谷川俊太郎展で小さい子供が楽しめるか知りた…
上野の森美術館にて行われたパレオアート展。 19世紀に描かれた黎明期の古生物復元画から、ナイトやブリアンの作品群、日本の恐竜関連古書やグッズのコレクターである田村博によるコレクション、さらに現役のアーティストらによる作品群などが展示され、恐竜・古生物のイメージの時代的変遷を追う展覧会となっている。 企画のテーマ自体が珍しいだろうし、実際、なかなか一堂に会することのないだろう作品が揃っているので一見の価値ありだと思う。 パレオアートって一体何だ?! 古生物を科学的な証拠に基づいて復元した上で描いた絵、というのが教科書的な説明だが、そういうことではなく、何というか、このパレオアートなるジャンルは一…
谷川俊太郎展 立川のPLAY! MUSEUMの企画展示 「谷川俊太郎 絵本★百貨展」を見に行った。展示が体験型で、子どもだったら楽しいだろうなあ…と思った。実際子どもがたくさん遊んでいた。『こっぷ』のでっかいコップのオブジェ、さすがに大人は入りがたい。多数の作品のある谷川さんだけど、絵本のいくつかをピックアップした展示だった。私は詩人としての谷川俊太郎にも詳しくないし、絵本も全部好きってわけじゃないので、わーい!となる作品と、そうでもない作品とわりとくっきり分かれてしまった。『ままですすきですすてきです』(タイガー立石が好きなので)、谷川さん本人の朗読が流れる『えをかく』(聞きながら長新太の絵…