リバーサイドビル 土佐堀川沿いの建築散歩 筑前橋を北へ。 大阪中之島にある国立国際美術館へ続く、筑前橋を渡る途中に気になる建物があります。 派手ではないけれど存在感があり、惹きつけられるビル。横顔の落ち着いた緑のタイルが味わいある表情で、正面の白いタイルとのコントラストが端正な表情を見せています。連続した窓と一体になり、一見普通のようで、印象的なビルです。 筑前橋から見るリバーサイドビル 両サイド壁面には味わいのある有田焼タイル その建築は、2016年に登録有形文化財に指定された「リバーサイドビル」。1965(昭和40)年の竣工。東京大学の安田講堂、大阪では北御堂の設計で有名な岸田日出刀氏の作…