大地を駆け抜ける野分は、野外に存在するのではない。自分自身の内に在る。自分自身の中を大いなるものが過ぎゆくのである。これは正に、この世界を生きむとする、この愛おしむべき自分自身の「いのち」の「あらわれ」そのものではありませんか。-------------------------------------------- (大拙先生が)たんぽぽの話をするんだよね。たんぽぽの綿毛が飛んで行く。それが 色々なとこに飛んで行く。日当たりのいいところに落ちるのもあれば、日陰に落ちるのもあるし、発育するのに最も悪い場所に落ちるのもある。 しかし、どこに落ちても、日陰に落ちれば日陰に落ちるなりに成長するし、日当…