藤井風さんの紅白パフォーマンスが驚異的に素晴らしかったのは、たくさんの意識が一つに集中し、うまくいったきわどい例だと思う。 風さんには、そういう力がある。 ダッチ監督は入念に準備して臨むタイプだと自身でも言ってたし、それをさせるNHKの懐事情も大きな要因であることは間違いないだろう。 庶民が心配するお金の流れよりも、それによって生み出される新しい価値に目を向けることが大切だ。 一方で、星野源さんの紅白もまた素晴らしく、迫力があった。 はじめの沈黙、アコギ1本の弾き語り、終始無表情、”ばらばら”・・・・ もし、映画”四月になれば彼女は”の監督や出演者・原作者に不祥事が明らかになったとしたら、風さ…