Hatena Blog Tags
はてなブログ トップ
ダニエル・シュミット
このタグでブログを書く
言葉の解説
ネットで話題
関連ブログ

ダニエル・シュミット

(映画)
【だにえるしゅみっと】

Daniel Schmid (1941-2006)


スイスの映画監督、オペラ演出家。
1941年12月26日スイス、グラウビュンデンのフリムス＝ヴァルトハウス生まれ。
1972年『今宵かぎりは…』で長篇デビュー。
1974年『ラ・パロマ』で注目を集める。
1982年『ヘカテ』で国際的に知られることに。
1984年ジュネーヴ大劇場上演のジャック・オッフェンバック作曲《青ひげ》でオペラ演出家デビュー。
1995年日本で撮影した坂東玉三郎主演『書かれた顔』を発表。
2006年8月6日癌により死去。享年64。

DVD

ラ・パロマ ヘカテ トスカの接吻 シャモニーのリンダ ベアトリーチェ・ディ・テンダ
ラ・パロマ [DVD] ヘカテ [DVD] Tosca's Kiss [DVD] [Import] ドニゼッティ:歌劇「シャモニーのリンダ」 [DVD] ベルリーニ:歌劇 ベアトリーチェ・ディ・テンダ [DVD]
このタグの解説についてこの解説文は、すでに終了したサービス「はてなキーワード」内で有志のユーザーが作成・編集した内容に基づいています。その正確性や網羅性をはてなが保証するものではありません。問題のある記述を発見した場合には、お問い合わせフォームよりご連絡ください。
海外文学読書録•3ヶ月前

ダニエル・シュミット『ヘカテ』(1982/仏＝スイス)

ヘカテ デジタル・リマスター版（字幕版） ベルナール・ジロドー Amazon ★★★★ 1932年。北アフリカにあるフランスの植民地。そこに外交官のジュリアン・ロシェル（ベルナール・ジロドー）が赴任してくる。ジュリアンはパーティーでクロチルド（ローレン・ハットン）という人妻と出会い恋に落ちる。最初は上手くいっていたが、クロチルドの奔放さに翻弄され、ジュリアンは嫉妬に狂っていく。 原作はポール・モラン『Hecate and Her Dogs』【Amazon】。 ストーリーはしょうもないが、映像が抜群に良かった。昼はロケーションがエキゾチックで見栄えがするし、夜は青みがかっていたりセピアがかってい…

#映画#ダニエル・シュミット#ベルナール・ジロドー#ローレン・ハットン

関連ブログ

Mon Cœur Mis à Nu•3ヶ月前

ダニエル・シュミット『季節のはざまで(Hors saison)』1992

晴、宵には涼しき風。先の週は精神の不調が甚しかつた。 ダニエル・シュミット監督作。スイス映画といふ括り。あざやかな色つかひ。おとぎばなしのやうな優しさ、私の病める魂を慰める、恍惚として画面に見入つて了つた。心地良い時間であつた。 それにしても名画座といふ場所に涌くキ印共。普段何処に潜んでゐるのか。悪臭放つ襤褸をまとふ老いた蚯蚓共。我が眼前にゆめ現るな。不安になるのだ。近き将来、私が奴輩の一匹にならぬ保証は無いのであるから。

#映画#スイス映画#ダニエル・シュミット#季節のはざまで
ののの・ド・メモワール•5ヶ月前

型を背負って生きる『天使の影』

天使の影 脚本・ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー、監督・ダニエル・シュミットの『天使の影』を観ました。 客が取れない娼婦のリリー・ブレストがとある金持ちのユダヤ人に気に入られ、上流階級の仲間入りを果たすというストーリーです。 この作品の登場人物たちはアフォリズムめいたセリフを延々としゃべり続け、その様子は少しゴダール監督作を思わせるものでした。 そして、彼らは皆どこかズレていてちょっとおかしい。 例えば娼婦たちを買いに来た客の中には資本について語りながら彼女たちに近づいたり、愛について語ったりします。 この絶妙にずれたやり取りを行う登場人物たちを見ていて思ったのは、アキ・カウリスマキ監督作…

#映画#ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー#ダニエル・シュミット#イラスト
imakokoparadise’s diary•1年前

映画評 レビュー 「トスカの接吻」ダニエル・シュミット監督1984年公開 2024年1月5日

ダニエル・シュミット監督の作品は「ヘカテ」（1982年公開）を観たことがある。 そのブログはこちら https://imakokoparadise.blog.jp/archives/23936015.html 監督はオペラにも造詣が深く、実際にオペラの演出も手掛けている。 私は全くオペラを知らないが、題名のトスカの接吻とは、プッチーニのオペラ「トスカ」の第2幕終わりに主人公の女トスカが相手にキスをするふりをしてナイフで刺し殺す場面の意味だそうである。 この名前は、このドキュメンタリー映画に中心的に出てくる、1920∼30年代に活躍したオペラ歌手サラ・スクデリが得意とした役柄トスカからきている。…

#映画評#レビュー#トスカの接吻#ダニエル・シュミット
週末5分間 英語クラブ byコツログ•1年前

シュミット・ダニエル、ヘントへ移籍が決定【週末5分間英語クラブ Vol.43】

本日のピックアップニュース Title Japan's World Cup goalkeeper Daniel Schmidt joins Belgium's Gent Article Belgian first-division football club Gent said Thursday they have agreed to a contract with goalkeeper Daniel Schmidt, a member of Japan's 2022 World Cup squad in Qatar, through 2027. 単語チェック first-division (…

#ダニエル・シュミット#ベルギー#ヘント
My Funny Footnote•2年前

ダニエル・シュミット監督『書かれた顔 4Kレストア版』（1995/2023）

ユーロスペースで『書かれた顔 4Kレストア版』を見ることができた。 kakaretakao.com 伝統芸能の世界はほぼ無知であるも同然なので、自信をもって言えるほどのことはほとんどない。ただ「映画」として見ただけだ。そして映画として、腰を抜かすほど素晴らしかった。 坂東玉三郎は、女形のことを、男の目で見た「女」というものを表現することだと、女を「書く」ことだと、大体こんなことを言っていた（それにしても彼の話しぶりは、なんと明晰で魅力的なんだろう）。 ダニエル・シュミットはこの構築された美を、映画の様式で拮抗させる。映画の力で、坂東玉三郎の美を、伝統芸能の美を再構築する。それゆえこのドキュメン…

#ダニエル・シュミット#書かれた顔#大野一雄
structuredcinema•2年前

映画によって捉えられた虚構の死 ー ダニエル・シュミット『書かれた顔』

ダニエル・シュミット（Daniel Schmid）による1995年作『書かれた顔（The Written Face）』について。 坂東玉三郎が歌舞伎の舞台裏へと入っていく、その舞台で演じている人物もまた玉三郎である。ここから舞台を終えた玉三郎の白塗りが落とされるまで、この映画の冒頭は溝口健二の残菊物語を模したものとなっている。それはあたかも、玉三郎が歌舞伎の世界に入り今の姿へと至るまで、残菊物語に重ねれば菊之助が父親のようになるまでを同じシークエンスの中で映し出したもののように見える。 玉三郎は女形を演じる男性であり、玉三郎は女性の身振りを客観的に観察しそれを体得することでそこに近づこうとした…

#映画#ダニエル・シュミット#書かれた顔
ワールドサッカーファン 海外の反応•9日前

海外「日本のGKが欧州トップで・・・」セリエAで驚異の活躍を見せる鈴木彩艶に海外大興奮！（海外の反応）

ゴール防御数でセリエAトップの数字を叩き出した鈴木彩艶🇯🇵🔥⚠️ゴール防御数はGKが「本来失点するはずだった数」と「実際に失点した数」の差を示す指標 pic.twitter.com/DUm3uKl9Vf — Fooootest（サッカーブログ） (@Fooootest) December 2, 2024 ・これだけ活躍してると日本代表でももっと評価されるべきだよ。・彼はまさにトップレベルのGKになりつつあるね。・試合のハイライトを見たけど、鈴木の反応速度は本当に驚異的だった。彼の未来が楽しみだよ！・スーパーセーブの連発に解説者たちも感動してた。・日本のGKがヨーロッパの舞台でここまで評価される…

野生のペタシ (Le pédant sauvage)•10日前

八王子ってなかなか難しいなあ

本日より1泊2日で八王子に出張てなわけでありまして。 八王子の定宿に宿泊し、さて晩飯をどこで食べようか、とGoogleマップなどながめていて、お、おでん良いな、ということになり。 確かにおでんはけっこう美味かった。でも牛すじもタコも無い（メニューにはある）ってのは大問題だぜ。さらにちくわの磯辺揚げも無いなんて。 他にもいくつか、うーん、と思うようなポイントがあり、全体的には何とも微妙な感じ。 おでんを4品とししゃも、ビール1本と赤兎馬ロック一杯で撤収した。 このままヤサグレつつホテルの部屋に帰るか... と歩きつつ、結局gregeに行ってしまう。 とりあえずの白が、昨日初めて飲んだナイアガラ（…

BLOG@NO/ON (避難所)•11日前

2024年7月に観た映画

化け猫あんずちゃん ('24 日本、フランス／監督：山下敦弘、久野遥子) 鈴木慶一のゆったりとしながらもテンションが一定に保たれた音楽だけで多幸感110％。そこに現実でも好物なでっぷり赤トラ猫が主人公が歩いて喋って地獄を冒険するんだから、もう初日に向かわざるを得なかった。そして結果は期待以上。いまの日本映画にいちばん必要な等身大のクソガキたちがロトスコープの効果に乗った上でさらにそれを超えていくアニメーションの線の自由さで二度とないひと夏を生きる。こんな…こんな映画を夏休みシーズンに送り出すんじゃないよ。嬉しいじゃないか。機能不全家族を批判目線でも感傷消費でもなく描いてる視線がとにかく素晴らし…

映画に狂って...•11日前

映画人が影響を受けた映画一覧リンク集①

●01 ●02 ●03 ●04 ●05 ●06 ●07 ●08 ●09 ●10 ●11 ●12 ●13 ●14 ●15 ●16 ●17 ●18 ●19 ●20 ●21 ●22 ●23 ●24 ●25 ●26 ●27 ●28 ●29 ●30 ●31 ●32 ●33 ●34 ●35 ●36 ●37 ●38 ●39 ●40 ●41 ●42 ●43 ●44 ●45 ●46 ●47 ●48 ●49 ●50 ※2022年12月29日追加：文字数制限のため51～以降を「②」へ

hiro-nakayamaの日記•1ヶ月前

■人は見えない糸で繋がっているのか。

「人間失格」・「死の都」・『ラ・パロマ』と続いたら、 次は当然『ファントム・スレッド』（2017）となる。 これは実に美しい映画なのである。しかし・・・、 〈Phantom〉は幻影。〈Thread〉は縒り糸を構成する一本の糸。 派生して、同時進行する事象のうちの一つをあらわす。 とオレはネットで見た。そして、じゅうぶんに変人的な、 ポール・トーマス・アンダーソン監督の、 この映画こそは、まさにその意味どおりの作品なのだ。 ロンドンのオートクチュールメゾンのデザイナー。 レイノルズ・ウッドコック（ダニエル・ディ＝ルイス）は、 若きウェイトレスのアルマと恋に落ちる。 二人は幸せに見えた。しかしアル…

hiro-nakayamaの日記•1ヶ月前

■『アメリカの友人』＝この最高傑作がたまらない。

1977年に完成したこの作品が、日本公開されたのは、 10年後の1987年だ。そして90年代にLD化されて、 オレはようやく20年遅れでこの作品を観る事が出来た。 10年遅れどころか、20年遅れの、しょうもないオレの人生だ。 しかしそれから半世紀を過ぎても、 『アメリカの友人』はデジタルリマスターで蘇って此処にある。 ヴィム・ヴェンダースの映画が、 時を超越して古びることはなく存在する理由のそのひとつ。 それは撮影監督ロビー・ミューラーの映像が、 映像芸術の到達点を示していると実感できる事でもある。 そして、その瞬間を生かすには、 ヴェンダースの「映画」への視点。 「私は自分の仕事を、ストーリ…

たふえいんといなあふ　不思議な魔法の言葉　•1ヶ月前

映画感想／書かれた顔＿The Written Face

昨年日本初公開されながら見逃していたダニエルシュミットが玉三郎に迫った本作を鑑賞した、、、男の見る女、女が見る女、男が考える女を見ている女たち、男は幻想、女はリアル、、、しかし、人間は誰しも、現実の世界に幻想を持ち込むことでバランスをとっている、現実だけでは押し潰されてしまうことを夢想することで精神的に逃れている、、、『こうなるといいなぁ』『これこれこうしたいなぁ』現実的にはなかなか思うようにはならないけど、そうすることで生きていける、映画や舞台を鑑賞することも同じようなもの、一瞬でも現実逃避ができるのだから、、、 ランキング参加中映画 ランキング参加中雑談

4310（昭和94年2月～）•2ヶ月前

ドぴあ（823）2024/10/21～10/27

2024年10月27日号（通巻823号） 表紙：平田豊さん 10/26(土)27(日) シネマ・ジャック＆ベティ『彼のいない八月が』1994年 https://normalscreen.org/events/kare

4310（昭和94年2月～）•2ヶ月前

ドぴあ（822）2024/10/14～10/20

2024年10月20日号（通巻822号） 表紙：袴田巖さんと袴田秀子さん 10月19日公開『拳と祈り 袴田巖の生涯』 https://hakamada-film.com/

誰も呼んでくれない夜•3ヶ月前

『明日はない』『ある女の愛』『デ　ジャ　ヴュ』『ハンナだけど、生きていく！』『ナイツ＆ウィークエンズ』

マックス・オフュルス『明日はない』をアマプラにて見直す。ブロードウェイのDVDより明らかに綺麗な画質で見れてよかった。小林豊規監督『静かに燃えて』のオーバーラップに対してオフュルスを思い出す素養のない自分だが、改めて見て、容赦なく過ぎていく時間に対する切実さは『静かに燃えて』に継がれていると思う。筒井武文氏が『静かに燃えて』で指摘するようなフェードアウトが『明日はない』も三度あったと思うが、特に最後の列車を見送る場面の、まるでスクリーンプロセスを見るような前景のヒロインと後景の過行く列車の時間が引き裂かれていくカットに対しては、いかなるオーバーラップやカットバックよりも、暗転しか繋げられないだ…

屋築のサンライズ•3ヶ月前

9月2日

夜、早稲田松竹のレイトショーでダニエル・シュミット『書かれた顔』（1995）。 10年以上前にオーディトリウムで見た以来。 早稲田松竹も久しぶりでうれしい。 終演直後の舞台袖、白塗りの坂東玉三郎が画面の奥からこちらへ向かってくるのを フィックスのカメラが縦の構図で待ち構える。 やがて彼がカメラを通り過ぎる瞬間、彼の移動によって自然に、 完璧な顔のクローズアップが形作られる。 たとえば昨日見た『Chime』でも、待ち構えるカメラに対して、 松岡が前進し、カメラとの最適な距離とタイミングで立ち止まることで、 彼の横顔のクローズアップが完成するショットがあったが、 これは役者と「どこまで歩きどこで立…

4310（昭和94年2月～）•3ヶ月前

労働映画列島！（2024年09月）

◎新作ロードショー ゴミ屑と花 《9月1日(日)から 東京 テアトル新宿ほかで公開》 自衛隊を辞め、ごみ収集の仕事に就いた男。1日200件の収集作業の中で、ひたむきに働く先輩女性の姿に「美しさ」を感じる。（2023年 日本 監督/大黒友也） シサム 《9月13日(金)から 東京 TOHOシネマズ日比谷ほかで公開》 江戸時代前期の松前藩。兄の仇を追って蝦夷地に向かった青年が、アイヌの文化や風習に触れていく。（2024年 日本 監督/中尾浩之） 本日公休 《9月20日(金)から 東京 新宿武蔵野館ほかで公開》 台中の街で40年以上続く理髪店。ある日、店主は「本日公休」の札を掲げ、病床に伏した常連客…

4310（昭和94年2月～）•4ヶ月前

労働映画列島！（2024年08月）

◎新作ロードショー 劇場版 アナウンサーたちの戦争 《8月16日(金)から 東京 TOHOシネマズ日比谷ほかで公開》 2023年放送の終戦ドラマを基に映画化。太平洋戦争下でのNHKアナウンサーたちの活動を描く。（2023年 日本 監督/一木正恵） 助産師たちの夜が明ける 《8月16日(金)から 東京 ヒューマントラストシネマ有楽町ほかで公開》 産科病棟に初出勤したふたりの新人。緊急の対応が必要な出産に立ち会う中で成長していく。（2023年 フランス 監督/レア・フェネール） 心平、 《8月17日(土)から 東京 新宿 K’s cinemaほかで公開》 2014年の福島。原発事故の影響で無職とな…