EDMの一種として2001年にロンドンで発祥したダンス音楽。
もともとは2ステップのダブミックスにブレイクビーツやドラムンベースの要素を混合した音楽が現地で流行したのが始まりで、翌2002年になってEDMの1ジャンルとして確立された。2005年以降、一般にも浸透して多様化している。
最近では一般のEDM楽曲においても、ダンスセクションで採用されることが多い。
ダブステップ・ディスクガイド
それは夢の島であるのよりは真夜中にグロテスクな光の祝宴をもよおす、一種の工場に似ていた。MDの時代にはもう、そしてネット時代になって、浜辺の砂金をかぞえるのよりも途方もない量で殺到する、IDMの音楽たちの話である。たしかに私には、それらの音楽たちが工場を形成しているかのようにおもわれる。じっさい、工場であったり、廃墟見物をするようなひとたちの心持ちと、私たちの音楽にたいしてdopeであると感じ入る心持ちとは、相通ずるものがあった。 廃墟は美しい。それは戦争を賛美した未来派の立場というよりは、焼け跡の美にたいする対し方であり、感性である。荒廃には、地理的荒廃をふくめ、精神的荒廃も――人を惹きつけ…
入魂の1曲をずっと作り続けるより、200曲作る方が絶対にいい 世界の各都市で活躍するビート・メイカーのスタジオを訪れ、音楽制作にまつわる話を聞く本コーナー。今回紹介するのは、ミラノを拠点に活動するイタリア人DJ兼プロデューサーのピエゾだ。約10年前から少しずつダブステップなどUKベース・ミュージックの影響を強く受けた楽曲をリリース。2016年からは自身のレーベル“Ansia”を運営し、今年はフェスティバル『rural』の出演で初来日を果たすなど、活躍の場を広げているアーティストだ。 Interview&Photo:Yuko Asanuma キャリアのスタート 10代の頃、連れて行ってもらったイ…
レビュー&テキスト:Dubscribe 『METALSTEP VOL. 2』はその名の通り、メタルとダブステップを組み合わせた、いわゆる“メタルステップ”を作る際に活躍するサンプル・パックだ。メタルとダブステップは、どちらも激しく頭を振る“ヘドバン”をする音楽であるため相性が良く、それらを合体させたメタルステップは本場アメリカでも人気があり、サリバン・キングやフェーズワンなどの売れっ子プロデューサーがけん引している。 収録内容は、ドラム、メタル・ギター、ベース・ドロップ用シンセなどメタルステップに必須のサンプルに加え、FX、Vox、ドラムのフィルやビルドアップなどもあり、これだけで曲を完成させ…
今AppleのM1 MacBook ProのCMにゴリゴリのダブステップが採用されている。 マジで良い。 www.youtube.com 曲はこれ↓ www.youtube.com 見た瞬間クラブミュージック大好き人間の血が騒ぎ 同じように興奮している変態を見たくてTwitterで「MacBookPro CM」でパブサした。 見立て通り興奮している変態を観測できたが、結構な頻度で以下のような感想をつぶやいている人を見かけた。 不安になる 不快な気持ちになる 恐怖心煽られる ホラー映画っぽい コロナ前は毎月渋谷にあるクラブのイベントへ赴いていた程度にはクラブミュージックが好きで、ダブステップを聞…