今の恋人のことは間違いなく“理解者”だと言えるだろう。“一番”とも言えるが、それは現在進行形だからだ。私が今まで出会って“理解者”だと感じた相手が何人かいて、比べているようにも思う。関わった全ての人間が対象ではない。“恋”を感じても“理解者”とは感じない場合もあったからだ。そこからもわかるように、“理解者であるか”“信頼度”“愛情の深度”はどれも比例して共存するものではない、少なくとも私の中では。そもそも競うものではないが、今の相手に優る“何か”を持っている“過去の人”もいるのだろう。それは私自身にも言える。私がどうやっても手に入れられないものを持つ人間をパートナーとしていた過去は、これまでの…