シュローを信頼できると判断して黒魔術によるファリン蘇生をばらしたら殺されそうになった話。 動く迷宮の法則性を見つけたチルチャックの活躍により無事に無限ループから脱したライオスたち。 階段まで戻ることに成功するが、そこでシュロー&カブルーの連合パーティーに遭遇する。 シュローたちとの再会に喜ぶライオス。そしてカブルーのことは何一つ覚えていなかったライオス…… ファリンのことを心配し過ぎて食事も睡眠もとらず憔悴しきったシュローにライオスはそれらの大切さを説く。 シュローも納得し食事の支度タイムとなったのだがここでチルはセンシの方が危ういと判断しそちらに付く。 だが本当にヤバかったのはライオスで黒魔…
センシ過去伏線回。グリフィンを異常に怖れ、ハヤニエにされてしまったセンシを救え! 黄金郷の住人から狂乱の魔術師と対話をするには翼獅子を見つけろと言われ新たな目標設定。 ダンジョン探索再開というところで突如グリフィンに襲われセンシが攫われてしまう。 一瞬で空中に攫われたセンシを探すためにマルシルは使い魔を作成し空中から捜索することに。 緊迫した状況の中今回もコミカルなマルシルギャグが冴え渡り間違いなく歴史に残るヒロインとなった。 マルシル作のスカイフィッシュとグリフィンの息を呑む空中戦が見所となっている。 センシ救出後、チルチャックは探られたくない私生活を自ら語り、センシに過去バナをするよう水を…
魔物を食べて自給自足しながら妹を救いに行く話から一転、ダンジョンそのものの謎の話へ。 最初は珍奇な魔物食という側面が強かったダンジョン飯もセカイ設定考察系へと話がシフト。 大抵の作品は話が作者の脳内で生み出した世界観の説明になるとつまらなくなってくるのだが… なんとこの作品はセカイ観が深みのある物になっており食べる事の根源的テーマに迫るのである。 今回はそのセカイ観の一端が示され、カブルーサイドとライオスサイドからアプローチされた。 ダンジョン飯のセカイにおけるダンジョンとは何か 迷宮攻略に一番近いライオスが魔物の事しか考えていないという悲劇いよいよ今回からダンジョンそのものの謎について迫る。…
A-partは食事の躾タイム。マナーガン無視であるイヅツミに対し大人としてセンシが立ち上がる。 シローの取り巻きにいたイヅツミは黒魔術がかけられており解呪を望んでヌケニンとなった。 彼女もまた合成獣でありニンゲンに戻る方法を探しており、マルシルなら解けると思ったのだ。 センシは空腹なイヅツミに食事を振る舞うが、育ちが悪くセンシの想いは蔑ろにされてしまう。 静かに怒れるセンシはイヅツミにテーブルマナーを説きライオスも合成獣となったことを愛で肯定する。 B-partはフリーレンやってるような感じ。長命種であるが大好きな人が先に死んでしまうという死生観ね。 だがフリーレンが達観している一方でファリン…
狂乱の魔術師は塵と化したデルガル王を探してファリゴンを使役しているので対話で解決できる説。 こうして新たな方針が立てられたところで、偽物探しをするギャグ回が挟まれる。 ライオスの偽物は瞬時に判別されたので、彼が他のキャラの偽物と本物を判断することになった。 人間よりも魔物に興味があるライオスだが、その魔物との距離感により見事に本物を見分ける。 すると偽物と本物の間で戦いが始まったため、ライオスは幻影を作り出している魔物そのものを討つ。 ここでライオスの必殺技である「犬の真似」が炸裂し、今回のハイライトとなっている。 犬の唸り声をあげながら四つん這いで突撃していくライオスを演じる声優さんに着目だ…
男同士の殴り合いの喧嘩が勃発。さらには合成獣ファリンの殺戮劇もあり、てんやわんやな話。 ファリンに求婚したシュローは義兄となるべき存在ライオスを苦手としていた。 だがライオスはシュローが下心から自分と仲良くしてくれていたのに友達と思い込んでいた。 ファリンが黒魔術により蘇生された件でシュローが喚き散らしているとライオスは手を出してしまう。 こうして喧嘩が勃発するのだが、ついでに合成獣ファリンとの戦闘もあり、殺戮の嵐も巻き起こる。 戦闘や喧嘩を通してライオスはファリンを救うために狂乱の魔術師を目標とすることに腹を括る。 シュローはファリンと婚姻することを諦め国に帰る決意をし、カブルーはライオスに…
ダンジョン飯のタイトル通りの内容は第1部まで!第2部はダンジョンマイスター編でセカイ設定考察編となる。 珍奇な魔物食というよりも、「食」全体を描くことが主眼となり死生観や世界観や人生観がテーマになる。 第12話でファリンを救出してめでたしめでたし。もしかして人気が出なかったらこれで終わりだったのかもしれない。 また作者が本当に描きたかったのは、第2部からの死生観であるが、イキナリこれをやったら読者はついてこない。 そのためキャラに愛着を持たせ、モンスターを食うという奇抜な冒険譚を用いて独自性を創出しファンを得たのだろう。 満を持して作者ならではの死生観や世界観が描かれることとなる。 普通はセカ…
ついに竜に食われた妹を助けるという目的を達成し、第一部(完)って感じ! 前回レッドドラゴンを倒したのだがファリンは白骨化しており蘇生できんの?と心配された。 作中でも蘇生は困難であったが、ここでマルシルのとっておきが発動することになる。 なんとマルシルの専門は禁忌とされる古代魔術の研究であり、この蘇生にも使用するというのだ。 だが無条件に何でも蘇生できるわけではなく霊魂・肉体・媒介(新鮮な血肉)が必要なのだという。 そんなわけでバラバラとなった白骨を組み合わせてファリンの骨格標本を作るぞタイム! ライオスはファリンの骨と混ざったワーグの骨格を組み立てておりナチュラルにシュールだった。 こうして…
レッドドラゴンに食われた妹を助けるために自給自足迷宮探索RTAしていたライオスたち。 迷宮内ならザオリクできるが蘇生の際限が分からないため消化前が目標とされていたのだ。 作戦をもってドラゴン戦に挑むパーティーだが失敗に終わり出たとこ勝負に打って出る。 センシの激励・チルチャックの援護・マルシルの爆焔によりライオスは竜へと飛び移る。 ライオスは竜の逆鱗を攻撃するため足を犠牲にぶらさがり見事剣を突きさすことに成功した。 無事にドラゴンを倒したライオスたちだがどこを探しても妹は見つからなかった。 反芻袋に思い当たったライオスはそこを切り裂くが見つかったのは白骨化した遺体であった。 消化はされていなか…
炎竜に食われた妹を救うため魔物を食べながら再探査に挑んだ冒険もいよいよ第1部ラスト。 カエルスーツでショートカットに成功し、5層に辿り着いて炎竜に挑む! だが今度のパーティーは4人しかおらず、そのまま炎竜に挑んでもかなわないので作戦タイム。 城下町という構造を利用して炎竜をおびき出し渡り廊下を爆破しつつHPを削っていく方針へ。 攻略の目途が立ったら腹ごしらえ。前回は空腹で負けたのでカツレツを食ってゲン担ぎを行う。 そのような中、ライオスが妹を救うために協力してくれた仲間達に感謝の礼を述べていく。 感動必至な場面なのだが、カツレツを食べている所で間が悪く、マルシル変顔選手権であった。 ライオス演…
今回はナマリ回。レッドドラゴンに敗北後、ライオスのパーティーから離脱した女性の話。 ナマリは金銭に苦労しておりレッドドラゴンに敗北した後ファリン救出に加わらなかった。 現在はカネ払いの良い学者夫妻の護衛をしておりマルシルはそれを裏切りと感じていた。 学者先生は治癒魔法を得意としておりザオリク、ベホマ、キアリーと何でもござれ。 ライオスたちは調査の協力をする代わりに、マルシルの治療を頼むことになる。 傷が治ったマルシルだがMPゼロであるためライオスたちはパーティーからの離脱を進める。 だがどうしてもファリンを救いたいマルシルはウンディーネを食べて魔力回復を試みる。 ウンディーネとの戦闘にナマリも…
今回はハイパーマルシルタイム。学園マルシルやマルシル対ウンディーネ戦が描かれる。 A-partは学園編。ダンジョンの生態系の研究を契機にマルファリが仲良くなる話。 野性時ファリンの天性が座学で天狗になっていたマルシルを開眼させるシーンが見所。 B-partはVSウンディーネ戦。熱湯を水に捨てたらウンディーネが出現し突如バトル開始。 武装も無く魔力も切れかけたマルシルがリョナられる姿が緊迫感と共に演出される。 マルシルの血液と魔力を回復させるのはレバーだ!と言うことで焼き肉パーティーとなる。 A-part 如何にしてファルマリは仲良しとなりしか マルファリA-partは学園編。優秀だと自称するマ…
センシ回その2。魔法を忌避してきたセンシがマルシルとの交流により理解を示す話。 どこぞの社会運動家のように自然保護や生態系の維持に拘るセンシは近代文明を否定する。 近代文明が自然を破壊する元凶であるとし、頑なにその利用を拒絶するのである。 だが自然は人間の手に負えないものであり文明はそれに順応するものだと理解するようになる。 つまりは人間もまた生態系に組み込まれているのでありそれを守ろうとかいうのは傲慢なのだ。 悟りを開いたセンシはマルシルの魔法にも理解を示すようになり視野狭窄が啓けた。 近代文明は自然を破壊するものではなく、自然の脅威に対応するため人間が生み出した生態系の一種 マルシルと和解…
A-partは宮廷絵画の魔物の中にライオスがダイブするが半狂乱の魔術師と遭遇。 この魔術師は箱庭世界を創出、自分の庇護下での平和に固執する表面のラスボス。 ライオスが絵画に闖入してきたことに気付き胸ぐらを掴んで爆殺しようとする。 B-partはミミックに煮え湯を飲まされトラウマになっているチルチャックの話。 普段は冷静なチルチャックが珍しく取り乱しミミックと戦うことになってしまう。 それでも何とか機転を利かせてミミックを討伐するが、やはり魔物は食うことに。 食わないと言っていたチルであるが、蟹のような珍味に舌鼓を打つ。 チルはマルシルやセンシに年齢を聞かれ29と答えるがそれでも子ども扱いされる…
今回のお話は昆虫食。宝石に擬態する虫を食らうことがテーマとなる。 前半は対人関係スキルが高く社交が得意だが戦闘力に欠ける色黒キャラ登場! 死体漁りをして宝石ゲット!で喜んでいたら宝虫であり無事死亡が確定する。 ライオスは剣に潜ませた魔物が宝虫に反応したため正体に気付き対処できた。 お次は霊体系の魔物から襲撃を受け、破魔の食文化で対抗しようとする。 レッドドラゴンに食われたファリンが僧侶職であったためライオスたちはしんみりする。 ライオスは依存は良くないと明るく振る舞おうとするが地雷的な発言をしてしまうオチ。 対人関係スキルは高く理想もあるが資質は無い色黒くん⇔人間に興味は無く魔物の事しか考えて…