集団内に受け容れられていると感じるためには存在意義を示し自己肯定感を得る必要があるという話。 前半の主役はマルシル。後衛職であるため足手まといとになりがちな自分の存在意義を示そうと奮闘。 正気を失い自我が丸出しになったマルシルが自分の本音をさらけ出すシーンは思わず泣けてしまう。 自分がお荷物になってみんなの役に立てないことはさみしいことですと洩らす場面が今回のハイライト。 後半は過敏なチルチャックが図太いセンシに辟易するが料理を通して彼の性格を受けいれる姿が描かれる。 前半も後半も集団内において自己の存在意義を確立しつつ如何に他者と上手くやっていくかがテーマであった。 自分が役に立てているとい…