テレビシリーズからOVAシリーズを経て延べ5年間。リメイク作品である『ダーティペアFLASH』を加えると、延べ10年間に渡りリリースされ続けた人気アニメシリーズ。
本来全26話の予定であったが、テレビで放送されたのは24話まで。残りの2話は完成こそしていたが放送機会が無く、後にOVA『ダーティペア ラブリーエンジェルより愛をこめて』のタイトルで2話収録されたものが発売となった。
製作の日本サンライズのプロデューサーには、『劇場版クラッシャージョウ』『巨神ゴーグ』を手がけた吉井孝幸。監督には『伝説巨神イデオン』『装甲騎兵ボトムズ』の演出チーフとして活躍した滝沢敏文を起用。滝沢は当時『蒼き流星SPTレイズナー』でもオープニング等を担当するなどの中心的役割であったため、途中から『劇場版クラッシャージョウ』の演出を担当し、『うる星やつら』の演出としても活躍した鹿島典夫が監督として加わり、連名でクレジットされることとなった。
脚本ではチーフライターとして『うる星やつら』の伊藤和典が基礎を固め、『機動戦士ガンダム』の星山博之、『ドラゴンボール』の井上敏樹、島田満、『キャッツ・アイ』の大川俊道、『うる星やつら』『ガラスの仮面』の金春智子が参加。演出には『劇場版クラッシャージョウ』の監督補であった浜津守、富野作品に参加したアミノテツロ、『装甲騎兵ボトムズ』の加瀬充子、『伝説巨神イデオン』『聖戦士ダンバイン』の菊池一仁、そして製作協力として参加していた「ぎゃろっぷ」の水谷貴哉、辻初樹が参加している。
キャラクターデザインには、同じ高千穂遥作品である『クラッシャージョウ』の映画化に全面的に係わり、小説版の挿絵も担当していた安彦良和が担当するかと思いきや、『うる星やつら』の作画監督で頭角を現し『巨神ゴーグ』で安彦良和の片腕を勤めた土器手司が担当した。
ケイとユリの超能力が無くなっていることなど、原作と比べ何箇所かテレビシリーズ用に細かな設定変更が施されているが、作品自体は好評で、1985年12月21日には『ダーティペアの大勝負 ノーランディアの謎』がOVAとして発売され、1987年には真下耕一の手によって『劇場版ダーティペア』が上映、公開されている。そして、その後もOVAブームの煽りを受けたOVA版が何度かリリースされ、後に設定を全く変えた『ダーティペアFLASH』がリリースされることとなる。
現在ではDVD版がリリースされている。
1985(昭和60)年7月15日〜12月26日 全24話
ケイ | : | 頓宮恭子 |
ユリ | : | 島津冴子 |
ムギ/ナンモ | : | 巻島直樹 |
グーリー主任 | : | 沢木郁也 |
キャリコ | : | 広森信吾*1 |
企画 | : | 日本サンライズ |
原作 | : | 高千穂遥(早川書房・角川文庫刊) |
キャラクターデザイン | : | 土器手司 |
メカニックデザイン | : | 阿久津潤一(スタジオぬえ) |
ユニフォームデザイン | : | 細野不二彦 |
美術監督 | : | 中村光毅・三浦智(メカマン) |
美術デザイン | : | 岡田有章・佐藤正浩(メカマン) |
撮影監督 | : | 枝光弘明 |
音響監督 | : | 千葉耕市 |
音楽 | : | 木森敏之 |
オープニングテーマ | : | 「ロ・ロ・ロ・ロシアン・ルーレット」作詞・作曲・歌:中原めいこ 東芝EMI |
エンディングテーマ | : | 「宇宙恋愛(スペースファンタジー)」作詞・作曲・歌:中原めいこ 東芝EMI |
監督 | : | 滝沢敏文・鹿島典夫(11〜13,15,16,20〜23) |
プロデューサー | : | 初川則夫(日本テレビ)・吉井孝幸(日本サンライズ) |
製作 | : | 日本サンライズ |
話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | ゲスト声優 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | コンピューターの殺し方教えます | 伊藤和典 | 滝沢敏文 | 加瀬充子 | 土器手司 | 西村智道・土師孝也 |
2 | かわいい天使は胸毛がお好き? | 星山博之 | 網野哲郎*2 | 石田昌久 | 富沢雄三 | 銀河万丈 |
3 | 勝手に惚れるな!恋はロシアンルーレット | 伊藤和典 | 鹿島典夫 | 鹿島典夫 | 鶴山修 | 安原義人・仁内達之 |
4 | 追跡はチーズケーキと死のにおい | 井上敏樹 | 浜津守 | 浜津守 | 大貫健一 | 向殿あさみ・大林隆介 |
5 | クリアドスのどっくんどっくん! | 島田満 | 加瀬充子 | 加瀬充子 | 土器手司 | 大塚芳忠 |
6 | 危険がいっぱいダミーがいっぱい | 塚本裕美子 | 網野哲郎 | 篠幸裕 | 佐久間信計 | 曽我部和恭 |
7 | 愛こそすべて命かけます逃避行!! | 井上敏樹 | 浜津守 | 浜津守 | 大貫健一 | 玄田哲章・難波圭一・勝生真沙子 |
8 | やるっきゃない!恋は女の起爆剤 | 大川俊道 | 網野哲郎 | 篠幸裕 | 土器手司 | 石森達幸 |
9 | うちらをかって!用心棒には美人がお得 | 平野靖士 | 石田昌久 | 石田昌久 | 鶴山修 | 小杉十郎太・緒方賢一・鈴木清信 |
10 | えーっっっ?うちらが凶悪誘拐犯! | 金春智子 | 義谷六夫*3 | 水谷貴哉 | 辻初樹 | 田中真弓・大木正司・滝口順平 |
11 | ホホホ、ドレスと男はオニューに限る | 島田満 | 菊地一仁 | 菊池一仁 | つるやまおさむ | 塩屋翼・大塚芳忠・名取幸政 |
12 | 小さな独裁者!さわらぬ機密にたたりなし | 平野靖士 | 浜津守 | 浜津守 | 土器手司 | 戸田恵子・飛田展男・村松康雄・水谷優子 |
13 | 何よこれ!玉のお肌がドロンドロン | 伊藤和典 | 菊池一仁 | 篠幸裕 | 冨沢雄三 | 速水奨 |
14 | 金庫か選挙か?演説会は殺人びより | 平野靖士 | 棚沢隆 | 棚沢隆 | 冨沢雄三 | 井上和彦・榊原良子・中村秀利 |
15 | ここ掘れニャンニャン果報は最後にやってくる | 金春智子 | 曽我部孝 | 水谷貴哉 | 辻初樹・佐藤雄三 | 永井一郎・鈴置洋孝 |
16 | まかせなさい!WWWAは素敵なお仕事 | 金春智子 | 菊池一仁 | 篠幸裕 | 大貫健一 | 秋元洋介・郷里大輔・上田敏也 |
17 | 出てこい出てこい暗殺者 | 島田満 | 水谷貴哉 | 水谷貴哉 | 辻初樹 | 井上和彦・キートン山田・島本須美・加藤正之 |
18 | ごめんあそばせ走る迷惑強行突破! | 大川俊道 | 菊池一仁 | 棚沢隆 | 下田正美 | 鈴置洋孝 |
19 | 恋の恨みと逆恨み恨みはらさず愛させて | 井上敏樹 | 辻初樹 | 水谷貴哉 | 辻初樹・松原徳弘 | 安宅誠・池本小百合・池田勝 |
20 | 追憶のブルース殺しのBGM | 坂上生児 | 鹿島典夫 | 鹿島典夫 | 大貫健一 | 小林清志・速水奨・沢りつお |
21 | うっそー!消えた463人 | 大川俊道 | 菊池一仁 | 冨永恒夫 | つるやまおさむ | 山田栄子・筈見純・戸谷公次 |
22 | やったね!出てきた463人 | 大川俊道 | 菊池一仁 | 栗山美秀 | 佐久間信計 | 林家こぶ平*4・山田栄子・筈見純・戸谷公次 |
23 | 不安だわ…!?うちらの華麗なる報復 | 島田満 | 網野哲郎 | 篠幸裕 | 土器手司 | 滝口順平・森功至 |
24 | かなりマジ?マンションは危険なアドレス | 井上敏樹 | 水谷貴哉 | 水谷貴哉 | 松原徳弘・佐藤雄三 | 千田光男・増岡弘・井上瑶 |
話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | ゲスト声優 |
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25 | ひええっ!洋館の坊やはターミネーター | 星山博之 | 菊池一仁 | 鹿島典夫 | 服部憲知 | 松岡文雄・塩沢兼人 |
26 | ホ、本気!?美女にキャノン砲は脱出のキーワード | 大川俊道 | 網野哲郎 | 鹿島典夫 | 土器手司 | 田中秀幸 |
テレビシリーズ終了直前の1985年12月21日にリリースされたOVA作品。
本作では、ケイとユリの設定をテレビシリーズよりも原作に準じる形で製作されており、若干大人びた外見に加え原作通り超能力やブラッディカードの描写が追加された。そのためか、製作スタッフも若干の変更が見られる。
プロデューサーには『伝説巨神イデオン』の長谷川徹。監督には『スペースコブラ』『キャッツ・アイ』『ルパン三世PARTIII』など東京ムービー作品をプラットフォームにしている奥脇雅晴を起用。脚本はテレビシリーズと同じ伊藤和典が担当し、キャラクターデザイン・作画監修は土器手司が引き続き行っているが、実質的な作画については小林ゆかり、清水恵蔵といったマジックバスのスタッフが担当した。
なお、本作品はDVD版がリリースされていない。(2006年7月現在)
1985年12月21日
ケイ | : | 頓宮恭子 |
ユリ | : | 島津冴子 |
ムギ | : | 巻島直樹 |
ミスニー | : | 藩恵子 |
サマラ | : | 藤田淑子 |
コニー | : | 高島雅羅 |
オラン | : | 池田勝 |
ユルジス | : | 銀河万丈 |
岸田 | : | キートン山田 |
企画 | : | 日本サンライズ |
原作 | : | 高千穂遥(早川書房・角川文庫刊) |
キャラクターデザイン・作画監修 | : | 土器手司 |
作画監督 | : | 清水恵蔵・小林ゆかり |
メカニックデザイン | : | 石津泰志(スタジオぬえ) |
美術監督 | : | 藤江優子(アートテイクワン) |
撮影監督 | : | 白井俊雄(スタジオウッド) |
音響監督 | : | 山田悦司 |
音楽 | : | 国本佳宏 |
主題歌 | : | 「愛・everlasting」作詞:今村未仁/作曲・編曲/国本佳宏/歌:槇奏子 |
演出助手 | : | 森川滋 |
監督 | : | 奥脇雅晴 |
プロデューサー | : | 長谷川徹(日本サンライズ) |
製作 | : | 日本サンライズ |
脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 |
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伊藤和典 | 奥脇雅晴 | 奥脇雅晴 | 土器手司(監修)・清水恵蔵・小林ゆかり |
1987年の劇場公開を皮切りに、当時のOVAブームに便乗する形でスタートした新シリーズ。
1987年12月21日から1988年4月21日まで、1ヶ月1巻のペースでリリースされ全5巻の発売となった。1巻に2話ずつ収録し、現在ではDVD版がリリースされている。
ユニフォームなどが変更になっている以外大多数の設定はテレビシリーズに準じており、登場人物も共通しているのが特徴。
メインスタッフもテレビシリーズ参加経験者がほとんどだが、原画など作画に参加するスタッフが大幅に変更となったため、80年代後半の職人的な作画を堪能することが出来る。
監督には『装甲騎兵ボトムズ』『蒼き流星SPTレイズナー』の谷田部勝義。テレビシリーズには未参加だが、その手腕を存分に発揮している。演出には『機動戦士ガンダムZZ』の高松信司、当時サンライズで制作進行を担当していた渡辺信一郎、『聖戦士ダンバイン』『重戦機エルガイム』の関田修が参加している。
シリーズ構成はテレビシリーズでも中心的な役割を果たした星山博之が担当し、『機動戦士Zガンダム』の大野木寛、『マシンロボ』の園田英樹、テレビシリーズにも参加の平野靖士らが脚本を担当。SF作家の笹本祐一が参加していることにも注目したい。
キャラクターデザインは全シリーズ参加の土器手司。総作画監督という立場から、ケイとユリの魅力を十分に引き出している。
ケイ | : | 頓宮恭子 |
ユリ | : | 島津冴子 |
ムギ | : | 巻島直樹 |
グーリー主任 | : | 沢木郁也 |
Dr.キューベルシュタイン | : | 龍田直樹 |
企画 | : | 初川則夫(日本テレビ)・渋江靖夫(サンライズ) |
原作 | : | 高千穂遥(早川書房・角川文庫刊) |
シリーズ構成 | : | 星山博之 |
キャラクターデザイン・総作画監督 | : | 土器手司 |
メカニックデザイン | : | 石津泰志 |
美術監督 | : | 岡田有章(メカマン) |
撮影監督 | : | 奥井敦 |
音響監督 | : | 千葉耕市 |
音楽 | : | 木森敏之・田中公平 |
オープニングテーマ | : | 「By Yourself」作詞:麻生圭子/作曲:和泉常寛/編曲:山本健司/歌:森川美穂 バップ |
エンディングテーマ | : | 「秋からのSummer Time」作詞:麻生圭子/作曲:中崎英也/編曲:若草恵/歌:仁藤優子 バップ |
監督 | : | 谷田部勝義 |
プロデューサー | : | 平山博志(バップ)・指田英司(サンライズ) |
製作 | : | バップ・サンライズ |
話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | ゲスト声優 |
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1 | 囚人達の困った反乱 根に持つ人って大嫌い! | 星山博之 | 土器手司 | 伊藤良樹 | 土器手司 | 戸谷公次・竹村拓・島田敏 |
2 | まきぞえごめん!天地無用のハロウィンパーティ | 笹本祐一 | 高松信司 | 高松信司 | 小林智子 | 勝生真沙子・秋元羊介・島香裕 |
3 | 天罰なんかこわくない てきめん?!神の挑戦状 | 大野木寛 | 高松信司 | 渡辺信一郎 | 小林智子 | 藤本譲 |
4 | ガキだからってなによ!戦争ごっこは銃殺刑?! | 園田英樹 | アミノテツロ | 山口美浩 | 土器手司 | 平林尚三・堀絢子・仁内建之 |
5 | そして誰もいなくなった | 星山博之 | 福永西 | 関田修 | 土器手司 | 勝生真沙子・千葉繁・若本規夫 |
6 | 本気なの?!海辺でどっきりウェディングパニック! | 平野靖士 | 谷田部勝義 | 谷田部勝義 | 平田智浩 | 森功至・小杉十朗太・秋元千賀子 |
7 | リベンジ・オブ・ザ・筋肉レディ女の意地ってリングの華?! | 園田英樹 | 福永西 | 渡辺信一郎 | 浜崎賢一 | 小宮和枝・島香裕 |
8 | あの娘は年上保存は良好?!スリーピングビューティ | 塚本裕美子 | 貞光紳也 | 関田修 | 松本勝次 | 秋元千賀子・藤城裕士・大木民夫 |
9 | 赤い目玉は地獄のシグナル 殺戮小隊を追え! | 平野靖士 | 谷田部勝義 | 渡辺信一郎 | 土器手司 | 滝口順平・堀勝之祐・石丸博也・山寺宏一・佐々木望 |
10 | 悪い奴らにゃ御意見無用 うちら宇宙のトラック野郎! | 星山博之 | 福永西 | 関田修 | 小林智子 | 阪脩・菊池正美 |
OVAシリーズから約2年の歳月を経て製作された作品。
当時『機動戦士ガンダムシリーズ』『クラッシャージョウ』など過去の作品をリメイクしてOVAで製作していたサンライズが、その一環として企画・製作に踏み切った。
1990年1月25日に発売。なお、DVDでは発売されていない。(2006年7月現在)
ユニフォームについては『劇場版ダーティペア』のものを使用しているが、基本的にテレビシリーズに合わせた設定で作られている。
監督には、テレビシリーズの監督を務めた滝沢敏文が復帰。キャラクターデザインも土器手司が担当し、メカニカルデザインもスタジオぬえが全面的に協力。当時のオリジナルスタッフが再結集した。
脚本には、当時『クラッシャージョウ』のOVA版を手がけるなど一連のリメイク作品に参加していた五武冬史を起用。ダーティペア初参加ではあったが、テレビアニメ創世記から脚本を手がけている大ベテランらしく、破綻の無い出来に仕上げた。
テレビシリーズやOVAシリーズのようなドタバタではなく、ミステリーの要素をふんだんに取り入れたシリアス志向の作品に完成している。
ケイ | : | 頓宮恭子 |
ユリ | : | 島津冴子 |
ムギ | : | 巻島直樹 |
グーリー主任 | : | 沢木郁也 |
ディック | : | 納谷悟朗 |
ダニィ | : | 堀内賢雄 |
ドーネンシュターン | : | 小杉十郎太 |
ゴロシア大佐 | : | 戸谷公次 |
企画 | : | 江田文行 |
原作 | : | 高千穂遥(早川書房・角川文庫刊) |
ダイアローグ | : | 高千穂遥 |
脚本 | : | 五武冬史 |
キャラクターデザイン・作画監修 | : | 土器手司 |
メカニカルデザイン | : | 石津泰志・宮武一貴(スタジオぬえ) |
設定スーパーバイザー | : | 森田繁(スタジオぬえ) |
美術監督 | : | 岡田有章(メカマン) |
撮影監督 | : | 奥井敦(旭プロダクション) |
音響監督 | : | 千葉耕市 |
音楽 | : | 岡田徹 |
劇中歌 | : | 「Jelouse Eyes」歌:山内洋子 |
監督 | : | 滝沢敏文 |
プロデューサー | : | 高梨実(バンダイ)・指田英司(サンライズ) |
制作 | : | サンライズ・タキコーポレーション・バンダイ |
製作・著作 | : | サンライズ |
脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 |
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五武冬史 | 滝沢敏文 | 高松信司(助手・原田奈奈) | 土器手司(監修) |
高千穂遙原作のSF小説シリーズ
クラッシャージョウシリーズと時代を同じくする銀河系で活躍するWWWAのトラブルコンサルト。(正確には、ジョウの方が20年ほど遅い)
ラブリーエンジェル・ユリとケイのジェノサイドを描いた物語である。
なお、ジェノサイドと表記したが普通の大量虐殺を想像してはいけない。
彼女たちは本来、犯罪などのトラブルを解決するために派遣されている。
そのために、あらゆる捜査権を与えられており、大量虐殺などとは無縁である。
ただし、彼女たちが派遣される事件は何故か惑星規模のジェノサイドに巻き込まれてしまうのである。
それ故に付いた名前がダーティペアという。
テレビシリーズとしては、ダーティペア(1〜26話)
原作では安彦良和、テレビシリーズでは土器手司氏がそれぞれキャラクターデザインを担当されている。
なぜか、海外でも人気で根強いコスプレファンがいるみたいである。