今、今月の読書会を終えて帰ってきたところだ。だんだん自分の喋りがうまく進まないようになった気がする。うまく話せているという自覚がない。おそらく聞く方は聞きにくいことだろうと思う。書く方はスラスラ行くのに、話す方はまるで悪路を運転するようにでこぼこする。相手に分かるように話そうとする意識が足りないのだろうか。一度に多くのことを喋ろうとするからなのだろうか。言いたいことがまだハッキリとせずに話し出すからなのだろうか。 今日の課題本は、チヌア・アチェベの「終わりの始まり」だった。私が読んだ感想は、歴史は進むということだった。若い二人は部族の違うカップルで、当時のナイジェリアの田舎では結婚は親が決める…