1990年制作の懐かしき香港映画『俺たちの旅路 さらば愛しき日々よ(龍鳳茶楼)』を観る。 主演はマックス・モク&チャウ・シンチー。いまでは香港を代表する映画監督となったチャウ・シンチーが、まだコメディ俳優としてブレイクする前の作品で、ここで演じているのは単なるケンカっぱやいチンピラだ。エレン・チャンとマックス・モクの恋愛模様をメインに据え、対立する組織との抗争が繰り返し2人の仲に陰を落とすという、当時の香港映画に山のようにあったタイプの作品だ。当時はこういう映画をひたすら観ていたような気がする。 なんとも懐かしい作品なのだけれど、よくよく考えてみたら、自分はこの作品を日本語字幕付きで観たのは今…