レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「2046」(2004)です。 1960年後半、シンガポールにいた作家チャウ(トニー・レオン)は、ある女性と賭けをして負けて、再び香港に戻る。香港は暴動で殺伐としており、ホテルを宿にして官能小説を書き始める。支配人の娘は、日本人の恋人タク(木村拓哉)がおり、父に話すとなんで日本人なのだと怒りまくる。 隣の部屋「2046」には、バイ・リン(チャン・ツッイー)が住んでおり、ある時互いに気にするようになり、チャウは「2046」を舞台にしたSF小説を書き始める。やがて、些細なことからバイ・リンと別れることになり、一人タクシ…