テレビプロデューサーの佐久間さんがYoutubeでお勧めの本を紹介していた。 番組の中でいくつか本が紹介されていたが、その中でも『フィフティー・ピープル』という韓国小説が気になった。この本は韓国の(おそらく郊外にある)病院を中心とし、そこで働く人々や患者、その家族、またはその恋人や友人の短編小説だ。 題名の通り50人が登場する。一話ずつ独立していて3,4ページなので読みやすく、それでいて後から話が繋がったりしていて、読んでいて飽きなかった。 この本に惹かれたのは、ここのところ体調が良くなかったこともある。そういう時には勇気ある英雄の物語よりも、弱っている人がどのように生きているのかを知りたいと…