牧畜民の1日は朝が早い。昨夜ナスンさんのゲルに泊まった私は5時に起き上がった。外に出ると、ノルマさんがすでにゲルの近くで牛の乳を搾っていた。 早朝に牛の乳を搾るノルマさん 平原の日の出 朝日に映える隣の牛飼いドクルさんのゲル 夜明けの羊たち 9月10日の6時半から、ボリブというパン菓子、クリーム、バター、チーズ、それに暑いステーチャ(濃いミルク茶)にキビを入れたものなどモンゴル式の朝食をした。 朝食用の乳製品 早朝に搾乳した牛乳でバターをつくるノルマさん モンゴル衣装に着替える筆者 7時すぎに、ナスンさんが平原に出た。約700頭の羊を管理するため馬にまたがり、オルグと呼ばれる長い棒を持っている…