ヘルレン川流域にあったとされるチンギス・カンの冬季宿営地(大オルド)。後にチンギス・カンの霊廟として祭祀の場となったとみられる。モンゴル国ヘンティ県デリゲルハーン郡のアウラガ遺跡に比定されている。なお「アウラガ」とはモンゴル語で後方支援基地の意であるアウルク(a'uruq)の転訛であるという。『元朝秘史』271節で"a'uruq"は"yekes ordos"すなわち「大オルド」と同義で用いられている。 チンギス・カンの宿営地 アウラガ遺跡 鍛冶工房と鉄インゴット 住居の跡 皇帝の宮殿跡 祭祀の場 チンギス・カンの霊廟 関連交易品 参考文献 チンギス・カンの宿営地 『元史』巻1太祖本紀には、「太…