『ティアムーン帝国物語』はなぜ面白い?【ネタバレなし】最強の「自己保身」が国を救う? 勘違いが生む奇跡の統治策 「もし、あなたが処刑台で命を落とした後、記憶を持ったまま過去の自分に戻ったとしたら?」 「自分を殺した民衆を恨むのではなく、かといって聖人君子になるのでもなく、ただ『二度と首を跳ねられたくない』という一心で行動したら、世界はどう変わるでしょうか?」 もしあなたが、単なる勧善懲悪や無双劇ではなく、「個人の利己的なインセンティブが、いかにして公的な利益(社会改革)に転換されるか」という構造的な面白さを求めているなら、本作は間違いなく「知的な娯楽」として最高の選択肢になります。それが、餅月…