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Breakfast at Tiffany's
1961年 アメリカ映画(原作はアメリカの小説家トルーマン・カポーティによる中編小説)
日本では「ローマの休日」とならんで人気の高い、オードリー・ヘプバーン主演映画。オードリーが演じるホリーがティファニーのショウ・ウィンドウの前でポケットから取り出したデニッシュをかじるシーンや窓辺で名曲「ムーン・リバー」を歌うシーンはあまりに有名。ヘンリー・マンシーニの音楽が全編を切ない甘さで美しく包みます。1962年アカデミー賞劇・喜劇映画音楽賞・主題歌賞受賞、主演女優賞、脚色賞、美術監督装置賞(カラー)ノミネート。
舞台はNY。宝石店ティファニーに憧れ、ショーウインドーの前でパンをかじるのが大好きなコールガールは、人なつこくてかわいい女性。同じアパートに越してきた青年作家は、そんな彼女に次第にひかれていくが、彼女には秘密があった…。
コールガールを演じても下品にならない、オードリー・ヘップバーンのキュートでエレガントな魅力が絶品だ。ジョージ・ペパードも、いかにも人のよさそうな好青年ぶりで、ヒロインに振り回される役がピッタリだ。原作はトルーマン・カポーティ、監督は『ピンクパンサー』シリーズでおなじみのブレイク・エドワーズ。エドワーズ監督の軽妙なタッチと、オードリーの都会の妖精のような、ふんわりとした軽やかさがマッチした、心地よいラブストーリーだ。(斎藤 香)
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