ジャン・ティンゲリー(1925−91) スイス生まれの彫刻家。廃物彫刻、動く彫刻で知られる、回転レリーフ「メタメカニズム」(54年)や自動デッサン機械「メタマティック」(59年)などを経て、60年、ニューヨーク近代美術館で「ニューヨーク讃歌」という名のイヴェントを行う これは、騒音を発しながら動く廃品彫刻で、最後には自らの動きによって自己解体するものであった