オーケストラや吹奏楽などでよく使用される打楽器。変わったところでは、Luna sea、B’z 等のライブでも使われたことがあり、また、最近はポップスでもよく使われる。
打楽器の中でも「膜鳴楽器」という種類に分別されるが、膜鳴楽器で(明確な)音階をもつ楽器はティンパニのみである(コンガ、ボンゴなどにも表記上の音階はあるが、明確にチューニングして音階を指定されることは少ない)。
「ティンパニ」は、1台では「ティンパニ」ではない。
(バンドジャーナル Vol.46 No.9 (552) , 2004/9 より)
補足:「Timpani」は実は複数形であり、正式には「Timpano」である。しかし、現実的には、1台で(「Timpano」と呼べる状態で)使うことはほとんど無く、通常2台以上*1で使用されることが多いため、そのまま複数形の「Timpani」という名前が普及したと考えられる。
*1:ちなみに吹奏楽やオーケストラで使われる台数の平均は4台程度