レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「母の聖戦」(2021)です。 メキシコを舞台にした誘拐物です。サスペンススリラー物なので鑑賞しましたが、誘拐されるのが政府要人とかカルテルの大物ではなく、シングルマザーの娘が誘拐される話で、その視点が面白いと思います。 それとは別に物語が進むにつれて色々な事柄が浮かび上がってきます。それらを見ていると、大変失礼な話ですが、このメキシコと言う国、国家の体を成していない。最低限の治安維持が出来ていないというか、警察がもう崩壊していると言って良い感じで。これでは、普通の人は生活できなく、国を離れるしかない様に思われます…