オーソドックスなエンタメとはまさにこれ。テクニカラーの雄大な自然の中で語られる復讐冒険談が実に楽しい (評価 74点) 若きマックイーンのフレッシュな魅力が存分に楽しめる。昔、懐かしいテイストの絶品ウェスタン。 本作を初めて見たのは、おそらく「ゴールデン洋画劇場」。その頃は、映画かぶれが始まったばかりのまだガキの頃。アメリカンニュー・シネマの作品群の洗礼にどっぷり浸って、どちらかといえば本作のような、テクニカラー全開の、ある意味古色蒼然としたテイストの映画に、あまりベクトルを示さなかった時期ということもあり、見るのは見たが、作品そのものは、さして印象に残るものではなかったと記憶する。 だが、そ…