前回のつづきsudos.hatenablog.jp 第3章 関係に基づく評価に向けて 本章は2章で検討された「教育=関係のプロセス」という枠組みをどのようにして「評価」に落とし込むか――についての内容 大切なのは、関係の豊かさに焦点をあてることで、公教育の工場モデルの重要な問題の一つである倫理面の貧しさを解決する道が開かれるということである。教育は主観的な感情ではなく客観的な事実を扱うべきだという考えから、倫理や人間の価値観の問題が取り上げられることはほとんどない(p. 64) cf. Gergen (2020); Gill & Thomson (2020) 文献メモ Gergen, Kenn…