本誌はイーロンマスクの生い立ちから現在に至るまでの内容が書き記されているのですが、上下巻とも分厚く読み応え満点です。 翻訳にも癖があるので、読み進めるのも難しい著書です。慣れると読むスピードは速くなると思います。 イーロンマスクは幼少期を南アフリカのプレトリアで過ごしたのだが、ヨハネスブルク同様治安が悪く、常に犯罪と暴力と闘いながら過ごした日々だった。エンジニアの父親は意地が悪く言葉で虐められた日々。両親は離婚。そんな生活を変えるべく南アフリカを飛び出し、遠縁の親戚がいるカナダに移住。窓に鉄格子がない、バンクーバでの安全を確保した生活。クイーンズ大学で研究の日々。その後スタンフォードに入るも企…