輸出に占める、中国向けの比率が、過去最高となりました。 財務省発表の2020年度の貿易速報で、輸出に占める、中国向けの比率が、22.9%となり、10年ぶりに、過去最高を更新しました。 初めて、2割を超えました。 米国を抜き、中国が、最大の輸出先となりました。 2020年度の輸出は、前年度比、8.4%減少して、69兆4,873億円でした。 リーマンショック後の2009年度の17.1%減と比べれば、落ち込みは小幅ですみました。 要因は、中国でした。 リーマンショック後は、ほぼ全地域で大幅なマイナスが続きましたが、コロナ禍では、夏ごろから、中国向けが、プラスに転じました。 対中国向けの輸出は、15兆…