香港で活動する人気作家の天宇(ティエンユー)は、自作の盗作疑惑をきっかけに以前文通していた少年の言葉を思い出し、天国に繋がる『鯨が消えた入り江』を目指して台湾に向かう。そこで出会った阿翔(アシャン)という青年の「そこを知っているから連れて行く」という言葉から、彼と行動を共にする事になる天宇。 二人が出会った台北の夜から入り江に向かう旅に出る事で、一気に夏の香りのするロードムービーになる。 天宇が阿翔の中に自分が文通をしていた少年の面影を感じたり、何気なく交わす会話の中に何か琴線に触れる言葉があったり、二人の想い出が交錯し時間軸に不思議な何かを感じるのも、二人の距離感が行ったり来たりする様子を自…