ディズニーの世界を変えた女性たちの知られざる物語 というキャプションが本書を説明しています。 1934年にビアンカという女性がウォルト・ディズニーに手紙を送ります。その後の面接でウォルトは彼女の才能を認めビアンカはディズニースタジオシナリオ部門の初の女性スタッフとなるのです。 仕上げ部門には女性が大勢いるのですが作品の基盤となるストーリー会議には男性のみしか入れなかったと本書には記されています。 その突破口となったのがビアンカ・マージョリーでした。 が、男性のみの職場は一人の女性にとっては過酷なものでした。続く女性アーティストたちもまた性差による苦難を思い知らされていくことになります。 本書に…