[英] Diesel Locomotive (DL) ディーゼル機関車は、内燃機関車のうち、ディーゼルエンジンを動力源とする機関車。 動力伝達方式には、液体式、電気式、機械式の3種類がある。 日本では、長らく国鉄DF50形ディーゼル機関車を除いてすべて液体式だったが、1992年になって電気式のJR貨物DF200形ディーゼル機関車が登場した。DF200は北海道を中心に活躍しており、車体に「RED BEAR」のロゴが入っている。
日本国有鉄道が昭和34年9月に「煙のない旅」という冊子を発行している。表紙に「こだま」が映っている。 当時はほかに「はつかり」、「はと」、「とき」などの特急列車がいたらしい。鳩が特急といわれて首をかしげそうになったものの、伝書鳩もいるし、いいのだろう。 Google先生に聞いたところ、伝書鳩レースはいまも開催されているそうで、時速40キロで1,000キロ飛んでくれたりするそうだ。もはや旅行であり、じゅうぶん速い。 むかし『ドラえもん』にリョコウバトのはなしがでてきたが、これもどうやら実在して、ほんとうに絶滅してしまったらしい。似たパターンで絶滅した鳥にドードーがいるが、それがどうしたといわれる…
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《前回からのつづき》 blog.railroad-traveler.info 1976年になると、北海道で本来の役割を担うことのないまま、細々と補機運用に使われていた1号機にも、ようやく本来の能力を発揮する機会が巡ってきたかに見えました。秋田の新庄機関区に配置転換となり、奥羽本線の排雪列車として活用しようということになったのです。 1号機の転属に際しては、奥羽本線に乗務する秋田機関区や横手機関区の機関士たちへの乗務員訓練もおこなわれ、ようやく本領発揮かに見えました。しかし、すでに奥羽本線の沿線も宅地化が進んでいたため、DD53形が排雪列車として運用に入ると、その強力な能力による雪の投射によって…
《前回からのつづき》 blog.railroad-traveler.info 1965年に製造されたDD51形1号機と2号機の2両は、当初の計画通りに本州日本海沿岸の豪雪地帯である新潟地区に配置されました。1号機は1月に、2号機は12月に落成していますが、詳しい資料がないのであくまでも推測ですが、1号機は落成当初は新潟機関区に配置されたものの、2か月後の3月には東新潟機関区が開設され、新潟地区のディーゼル機は東新潟区へ配置転換、12月に落成した2号機は東新潟区に新製配置されました。 関係する職員の大きな期待とともに、排雪列車としての運用に充てられ、強力なパワーをもって降り積もる雪を線路から取り…
山口市宮野のSL撮影ポイントへ、ディーゼル機関車待ちの撮り鉄さんで大賑わい!大砲・バズーカ砲が並ぶ端っこで水鉄砲のような望遠ズームで仲間入り~!?久しぶりの鉄っちゃん?ギリギリの現地到着で心の準備もできないうちにキターッ!正月3ヶ日限定の山口線臨時列車、ディーゼル機関車によるDL津和野稲成号賀正と書かれたヘッドマーク狙いだが、イマイチ上手く撮れてないあっとゆう間に通過~、もう1つの標準レンズカメラは使う暇もなかった(笑)
《前回からのつづき》 blog.railroad-traveler.info DD53形は除雪用ディーゼル機なので、除雪装置となるロータリヘッドへ動力を供給するため、エンジンからシャフトを接続できる構造でした。このシャフトは機器室内に設置されたエンジンに接続された液体変速機につなげられ、運転台の下を貫通するように通されて、前頭部の下部、左右それぞれ一か所ずつにシャフトの接続部が設置されていました。ロータリーヘッドを連結したときには、このシャフト接続部にヘッド側のシャフトを接続し、左右1本ずつのシャフトをロータリーヘッド内で伝えられてきた動力を1つにまとめることで、ロータリー装置を動かす構造にな…
《前回からのつづき》 blog.railroad-traveler.info DD53形のロータリーヘッドは大型化したため、二軸ボギー台車を装着した別ユニットの形態になりました。これは、かき寄せた雪を強力で遠方に投射させるために、羽根車が大型ものが装着されたこと、これによって重量が重くなったことから、DD14形のように単にロータリーヘッドを機関車本体に取り付ける方法ではこれを支えきれないこと、この重量を機関車本体に負担させてしまうと軸重が重くなってしまい、運用できる路線が限られてしまうこと、さらに重軸重になってしまうと除雪時に高速で走行することが不可能になってしまうことなど不利になることが多く…
《前回からのつづき》 blog.railroad-traveler.info DD14形は北海道で実績を上げていました。しかし、本州では3号機が新潟区への配置が初めてでした。北海道で使えるのだから、本州でもその威力を発揮するものと考えられていたことでしょう。 しかし、現実には非常に厳しいものがありました。 1962年12月末から翌1963年2月初めにかけて、日本列島を襲った歴史的な豪雪、昭和38年1月豪雪、いわゆる「三八豪雪」は、一部では積雪量が数メートルにも及び、各地で孤立集落が発生するなど、人々の生活に深刻な被害をもたらしました。当然、鉄道もその災害から逃れることはできず、多くの列車が運行…
《前回からのつづき》 blog.railroad-traveler.info ロータリー式と呼ばれる除雪方法は、一度かき寄せた雪を取り込んで、回転する羽を使って雪を遠方へと飛ばす方法です。蒸機時代はキ600形やキ620形がこのロータリー式除雪装置を備えた唯一の車両でした。しかし、その動力源は機関車と同じ蒸気であるため、事業用貨車でありながらボイラーと蒸気機関が備えられ、燃料と水を供給するために炭水車を従えるという、まるで蒸機のような構成でした。もちろん、蒸気機関は羽根車を回転させるための動力なので、自走することはできませんでしたが、これを使うためにはボイラー技士の免許をもった職員と、石炭をボイ…
いつも拙筆のブログをお読みいただき、ありがとうございます。 2024年もそろそろ終りが近づいてきました。今年は連日35℃、場所によっては40℃を超える暑さに見舞われ、地球温暖化ということを身近に感じた年だったと思います。そんな「度を超えた」暑さも10月に入ると和らいだものの、この記事を執筆している11月に入った時点でも25℃前後と高い気温の日が続いています。 そんな異常な暑さも11月の終わりから12月に入れば、きっとなくなることでしょう。とはいえ、近年の夏の暑さに比例して、冬の気温も高めの日が多くなり、かつては日本の冬、特に日本海側から東北、北海道にかけては雪が降り積もるのは当たり前だったのが…