全国に大男「でえらんぼう」の伝説はたくさんあります。ダイダラボッチ、デエラボッチ、ダイダラボウ呼び方も様々ですが、みな同じ大男を意味するようです。 こちら佐久地方では、浅間山に住んでいたということですので、たくさんの言い伝えが残っているようです。 東京湾から土を運んで浅間山を造っている途中、うっかりこぼしてしまった土が小浅間だそうです。 自分が住んでいるこの地籍は、以前は「三ッ足」と呼んでいました。浅間山から蓼科山まで三歩で行ってみせると言って、三歩目の足が蓼科山に届かずに足をついてしまったところが自分が住んでいるこの地籍なんだそうです。悔し紛れによろけた大男は、四歩目の足が湿地にズブズブ入っ…