今日読んだのは、ジャック・カーリイ『デス・コレクターズ』です。 シリアルキラーを兄に持つ若き刑事・カーソン・ライダーの活躍を描いたシリーズ2作目です。 海外刑事ドラマを見ているかのような映像を感じさせる描写と、殺人鬼の兄に助言を求めに行く、というミステリ好きにはソワっとくる設定が魅力です。 30年前のある事件の真相が今になって牙を剥く、という構成が、大好きな海外ドラマ『コールド・ケース』を思わせてワクワクしました。 前作では狂気剝き出しだった兄・ジェレミーが見せるちょっと人間臭い一面も見どころです。 それでは、あらすじと感想を書いていきます。 あらすじ おすすめポイント 前作からの変化 殺人鬼…