Quentin Tarantino's Death Proof
テキサスの田舎町。人気DJのジュリアらは、高校時代の同級生たちと久々の再会を喜ぶ。彼女たちに目を付けたのがスタントマンのマイクだった。 タランティーノとロバート・ロドリゲスのB級映画二本立て『グラインドハウス』の内の1本は、1970年代カーチェイス映画へのオマージュ。ニューシネマの名作『バニシング・ポイント』と同じダッジ・チャージャーも登場する。
→『グラインドハウス』 →『プラネット・テラー in グラインドハウス』
レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「デス・プルーフin グラインドハウス」(2007)です。 映画は、耐死(デス・プルーフ)仕様のシボレー・ノヴァに乗るシリアルキラー、マイク(カート・ラッセル)は、酒場で女達を品定めして、同乗させたり、女達の車に衝突して皆殺して快楽を覚える変態だった。テキサス州オースティンで女達を始末すると次は、テネシー州レバノンでスタントマンの女達を見つけ、その車ダッチ・チャレンジャーを追跡するのだが… タランティーノ監督の一番いい処が出たB級カーアクション映画だと思います。ビィッチ達の卑猥な男の下衆話、ニューシネマのカーアクシ…
メタメタ滅多刺しホラー。 トレイラーというかプレビュー www.youtube.com
映画好きが購入したブルーレイを、メモ代わりにブログに残していく記事。今回は296本目。タイトルはジェームズ・ワン監督による、2021年公開作品「マリグナント 狂暴な悪夢」。特典映像としては「ジェームズ・ワンの世界」で、計14分が収録されている。ジェームズ・ワン監督は「思い切って挑戦しないとマンネリからは抜け出せない。今までのありきたりなホラーとはまったく違う作品にしたかった。今回大事にしたのは、低予算インディーズの原点に立ち返る事だ。今作はホラーファンのツボを押さえたはずだよ。この映画に原作はなく、完全なオリジナル作品だ。観客は新しさを求めているからね。」と言い、「この作品では僕が愛してやまな…
Helpless☆シェイディー・グローヴデス・プルーフ in グラインドハウス☆秘蜜の花園アナーキー・イン・じゃぱんすけ☆レイクサイド マーダーケースタバコ・ロード月の砂漠 邦画6本洋画2本計8本
『Helpless』 青山真治 1996(DVD) 『パリ1900年』 ニコル・ヴェドレス 1947 @シネマ・ジャック&ベティ 『パリ、18区、夜。』 クレール・ドゥニ 1994 @シネマ・ジャック&ベティ 『シェイディー・グローヴ』 青山真治 1999(DVD) 『みんなのヴァカンス』 ギョーム・ブラック 2020 @ユーロスペース 『彼女のいない部屋』 マチュー・アマルリック 2021 @Bunkamura ル・シネマ 『デス・プルーフ in グラインドハウス』 クエンティン・タランティーノ 2007(DVD) 『秘蜜の花園』 佐藤寿保 1987(DVD) 『アナーキー・イン・じゃぱんす…
こんにちは。これを観てクエンティン・タランティーノはやっぱりちゃんとした映画も作れるんだな、と思いました。前に観たのが「デス・プルーフ inグラインドハウス」(2007)と「キル・ビル」(2003)だったということもありますが、話の展開にしても撮り方にしても、分かりやすくて面白かったです。そしてやはり復讐がこの映画でも重要なファクターになっています。この辺りは日本にバトル漫画というものがありますが、それに少し似ています。つまり話の推進力として最も原初的なものが、主人公が強烈な意志を持って何かに進んでいく、ということでそれにもってこいなのが、過去に受けた傷やトラウマなわけです。この手法は得てして…
『チェンソーマン』2部など、今もっとも勢いのある漫画家といえば藤本タツキ先生で異論はないと思う。 その藤本タツキ先生は単行本のコメントに「悪魔のいけにえ大好き!」「ヘレディタリー大好き!」「貞子VS伽倻子大好き!」など毎回好きな映画をオススメするのが恒例になっていたり、読み切り漫画である『ルックバック』では参考にしただろう『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』を作中でわざわざ出したりして、リスペクトを隠そうともしない。 そんな映画好きが滲み出ている藤本タツキ先生が単行本やジャンプの巻末コメント、各種インタビュー、対談、妹(!?)であるながやまこはるちゃん(@nagayama_koha…
こんにちは。蓮實重彦・青山真治・黒沢清の共著「映画長話」で蓮實重彦と黒沢清が絶賛していた本作です。滅茶苦茶な映画でしたが、恐らく黒沢清が褒めていたことは、映画とは本来これくらいのもので良いのではないか、ということだと思います。主演がジョン・カーペンターの「遊星からの物体X」(1982)や「ニューヨーク1997」(1981)などに出演していたカート・ラッセルというのも面白かったです。クエンティン・タランティーノがカメオ出演していたり、映画の随所に恐らく意図的だと思いますが、フィルムの劣化によるノイズのようなものを入れていたり、編集で切ったことが分かるようないきなり車や人間が画面内からバッサリ居な…
●代表作 ●「映画秘宝EX 究極決定版 映画秘宝オールタイム・ベスト10」より22本 「気狂いピエロ」より ●代表作 俳優「ドレミファ娘の血は騒ぐ」、 「CURE(黒沢清)」、 「カリスマ(黒沢清)」、 「タンポポ」、 「マルサの女2」、 TVドラマ俳優「北の国から'89帰郷」、 「愛という名のもとに」、 「ふぞろいの林檎たち」パートIV、 「相棒」2話のみ等 俳優、ミュージシャン 等で活躍する女性の洞口依子が影響を受けた・好きな映画。 ●「映画秘宝EX 究極決定版 映画秘宝オールタイム・ベスト10」より22本 ※気狂いピエロ ジャン=リュック・ゴダール他…サミュエル・フラー。ギャング、…
どうも、たきじです。 今回は映画『デス・プルーフ in グラインドハウス』の解説&感想です。 2007年公開のアメリカ映画で、クエンティン・タランティーノ監督作品。ロバート・ロドリゲス監督の『プラネットテラー』と、架空の映画の予告編と合わせて『グラインドハウス』というオムニバス映画として公開された後、1本の映画として再編集したものです。 『グラインドハウス』自体がB級映画の再現がコンセプトですから、本作もB級映画を意識しまくりの内容になっています。 作品情報 解説&感想(ネタバレあり) 最後に 作品情報 デス・プルーフ posted with カエレバ 楽天市場で探す Amazonで探す Ya…