原題は「The Substance」(物質) 「アノーラ」を見た時も思いましたが、こういう映画が ゴールデンラズベリーではない映画賞の最有力候補になるとは 時代は変わったものです 女優が「脱いでなんぼ」=「体当たりの演技」と評価されるのは 昔も今も同じですけど(笑) 薬剤を打たれた卵の黄身がふたつになるところから エリザベス・スパークルという名前が刻まれた ハリウッド・ウォーク・オブ・フェーム(名声の舗道)が だんだんと古びていくオープニングから巧いですね そのエリザベス・スパークル(デミ・ムーア)が50歳を迎え 朝のエアロビクス番組を、プロデューサー(デニス・クエイド)の ハーヴェイ(ワイン…