13日の金曜日、有給を取った私はワクワクで閣下のもとへ馳せ参じていた。本プログラムは今回で25年目88回目の公演となる。また、がん治療後初めて閣下の元気なお姿を拝見する機会となった。和楽器の生演奏、閣下の朗読、閣下のお歌という構成。 なかなか触れることのない和楽器(尺八、琴、琵琶)、かつとても珍しいものも含まれており、それを愛でるという大変贅沢なプログラムだ。和楽器は、やはりCDなどで聞くのとは違って音に表情を込める意図が、息遣いというレベルで聞こえてくるのね。その中での閣下の朗読というとても贅沢な空間にうっとり。演目は朗読「怪談・贋作牡丹燈籠」。休憩を挟んでお召し替えし、朗読の再開。 うっと…