ずっと気になっていた絵本。 表紙から、はみだすほどの大きな大きなトマト。 トマトってこんな顔していたのかな?なんて立ち止まりながら。 夏の太陽に負けないぐらい、真っ赤な顔をしているトマト。 でも、トマトだって夏はやっぱり暑い。 ミニトマトたちは地面を転がって、草むらを転がって、 近くの小川へダイブ。あぁ、冷たくて気持ちいい。 大きなトマトさんも地面に落ちた。 でも身体が重くてミニトマトのようには小川へ転がれない。 じりじりと照り付ける夏の太陽。トマトさんは我慢できずポロポロと泣き出した。 トマトさんの涙を見た虫たちや、トカゲがトマトさんの周りに集まり、 トマトさんを小川に連れていく大プロジェク…