ある目的に関する複数の処理を一つの処理としてまとめて扱う単位。
#一つ一つは単独の処理だが、ある目的の元に一つの流れ=トランザクションとなる
例えば、オークションである出品を落札したいと言う目的には
次の処理が発生する。
(1)オークションの現在の価格を見る
(2)自分の預金残高が入札価格に足りるか確認する
(3)入札する
という流れの場合、1から3までの処理の中で、オークションの現在の価格が変動してしまっては困ります。
具体的には、現在の預金残高が\2000で、現在のオークション価格が\1900とします。次の入札には\2000あれば参加できるので入札しようとしたのですが、預金残高の確認中に誰か別の人が入札をしてしまい、3の処理がうまくいかない場合があります。
このようなときに、1〜3までの複数の処理を1つの処理単位としてまとめる必要があり、このまとめる処理のことを、トランザクション処理といいます。
身の回り、特にお金がたくさん動く情報処理の分野において、絶対に知っていなければならない知識のひとつです。