小アジアの都市国家、トロイア(トロヤとも。英語読みトロイ)とギリシア連合軍の戦争。ギリシア神話と歴史の中間に位置する(紀元前12世紀ぐらい)。この戦役は、古代ギリシアにおいて、ホメーロスの英雄叙事詩『イーリアス』、『オデュッセイア』のほか、『キュプリア』、『アイティオピス』、『イーリオスの陥落』などから成る一大叙事詩環を構成した。最終的にギリシア側がトロイアを滅ぼした。
高校時代、美術史の授業で夏休みの課題でシュリーマンという人の古代への情熱という岩波文庫を読まなけければならなかった。 読まなければならなかった、というのは読んでいても未だ十代の子供が読むには経験も知識も足りず苦痛と我慢との修行だったから。 1800年代の考古学者(という分野が確立されていないようだったが)で実業家でもあり、トロイアの遺跡発掘で有名になった人らしかった。 この本は彼の自伝的な内容でまるで日経新聞の私の履歴書に出てくるような実業家魂というものが溢れていたような内容であった。 高校生であった私には老人の自慢話のように思えて好感がまるで持てなく、特に言語に関して数十か国語もマスターして…
次に西洋文明の発祥の地、ギリシャをみていく。神話やオリンピック発祥の地として有名だが、知っているようであまり知られていない。そこで、知や芸術の源泉となったギリシャ文明をいくつかのキーワードを通して紹介する。ギリシャのエーゲ文明は3つ、その舞台はいずれもエーゲ海。 ■1.クレタ文明ミノア文明とも呼ばれる。民族系統は不明。海洋文明でありエーゲ海南部、地中海最大の島であるクレタ島を中心に栄えた。紀元前7000年頃人類が居住し始めた。紀元前2000年頃~紀元前1400年頃にかけて全盛期を迎えた。イギリスの考古学者アーサー・エヴァンズが1900年によって発見した。クレタ文明では中央広場、それを囲むクノッ…
hikonoir.hatenadiary.com漫画教室に興味がある方は、上のバナーをクリックお願いします。 只今、3/09㈭午前2時44分。 今回は、バーナード・ハーマン。 [http://:title] 以前にも紹介しました?……忘れました。(^^;) それで最初は、トム・スコットにしようか、などと…。 で、どの曲が良いかなぁ…なんて考えてるウチ。…これにしょう!と思い付いたんです。 せっかくなんで、台詞入のロングバージョンがあったので、それを…。\(^0^)/ バーナード・ハーマン渾身の一曲!遺作! あの「サイコ」の音楽担当ですよ!あのキュッ、キュッ、キュッ…ってやつ。 ロバート・デ・ニ…
ハインリヒ・フォン・クライストの短編集『チリの地震』が なかなか面白かったので、続けて戯曲『ペンテジレーア』を。 fukagawa-natsumi.hatenablog.com チリの地震---クライスト短篇集 (KAWADEルネサンス/河出文庫) 作者:H・V・クライスト 河出書房新社 Amazon ペンテジレーア (岩波文庫 赤 416-2) 作者:クライスト,吹田 順助 岩波書店 Amazon ペンテジレーア 作者:クライスト 論創社 Amazon 旧訳ですよ、岩波文庫1941年(!)3月第1刷/2012年2月第3刷。 旧字旧かな。 しかも昔の体裁の本って活字が小さくて……疲れました💧 …
先日ギリシア神話の本を読みました。 大興奮というわけでもありませんが、相応の感心をしつつ気のないへぇーなどという相槌を一人うちつつ読了し、一夜漬けの知識をあたかも随分前から知っていたかのように家族に開陳し、まあまあ嫌な顔をされたりしました笑 lifewithbooks.hateblo.jp そうしたさなかに、歴ログの方が、Amazonで歴史本のセールを記事にして下さっていたので、有難く利用させて頂き、その中からピックアップしたのが本作であります。 reki.hatenablog.com 本作への端的な感想は、「歴史好きにはおすすめできる面白さ。一般には薦めづらい」という所でしょうか。 私には…
ギリシャ神話の中でも特に有名な戦いの一つ「トロイア戦争」。 長らく神話の中の出来事だと語り継がれていましたが、歴史家シュリーマンによって実際に起こった史実だった可能性が提示された戦争でもあります。 この記事では神話と歴史の狭間に存在する「トロイア戦争」をご紹介します。 トロイア戦争のあらすじ 神話と史実-パリスの審判, トロイの木馬の伝説やアキレウス, ヘクトルなどの英雄も紹介 前夜-ゼウスの気まぐれ パリスの審判 絶世の美女ヘレネの略奪 トロイア戦争の始まり トロイア陣営 トロイアに味方した神々 ギリシャ陣営 ギリシャに味方した神々 トロイの木馬 アイネイアスのローマ建国 トロイア戦争を知る…
マルウエアの種類 ウイルス、ワーム、トロイの木馬はたびたび同じ意味で使用されますが、異なる意味を持つ用語です。これらを総称してマルウエアと呼びます。「セキュリティ技術の教科書 第2版 (教科書シリーズ)(長嶋仁著・アイテック)」ではその特徴を次のとおり記載しています。 ウイルス ウイルスは、自らを複製して、他のプログラムやデータファイルのコードに侵入して感染する、寄生型のプログラムです。プログラムやデータファイルが実行されると、ウイルスも動作します。 ワーム ワームは、ウイルスのように他のプログラムに寄生せずに自立して存在し、ネットワークを経由して自身を複製しながら自己拡散するマルウエアです。…