トールペインティングのトール(Tole)とは、もともと金属の薄い板ティン(Tin ブリキ)を示す言葉で、18世紀中頃のヨーロッパでは、王室の室内装飾にこの板を用いて装飾絵画を施していました。
これがトールペインティングの始まりです。
トールペイントにはその、技法や発祥地でいろいろなものがあります。
大きくはヨーロッパでうまれたヨーロピアンフォークアートとアメリカンフォークアートがありますが、それぞれが特徴を持っています。
なおペインターの間では、『トールペイント』のことを『トール』と呼ぶことも珍しくありません。
