ドゥイノの悲歌はリルケの代表的な詩集?です 第一の悲歌から第10の悲歌まで10の長詩で構成されています さてこれほど長い詩であるにもかかわらず あちこちでリルケ的な ハっとするような表現が(翻訳されていてもリルケ的とわかる)散りばめられています。 それは部分的な詩句のこともあります。一行の中の語彙でもって なるほどリルケの言い回しはすごいと思うものもあるし この4行この10行がすごいというのもあります そういう箇所は昔から好きでした しかし 実のところ・・・ 全体を通して ひとつの感性が統合され きらめく言葉の星々が ひとつの星座をつくって世界を構築している その姿を ぼくはドゥイノの悲歌に感…