(伊:Palazzo Ducale)
イタリア語でDucale(形容詞)は○○公の、公爵の、総督の、を意味し、Palazzoは館、宮殿(英語のpalaceに相当)を意味する。従って、Palazzo Ducaleは総督や○○公の宮殿のことで、ヴェネツィア、ウルビーノなどのものが知られる。 また英語のDoge's Palaceからの訳で「ドージェ宮」と呼ばれることもある。
すまきとすまりんの 2015年 イタリア旅行✨ 本日 最終回です(^_-)-☆ 前回までのお話はこちら⤵ www.aranciarossa.work 朝食は ホテルのビュッフェでした 連泊しますが 明日は早朝出発のため朝食はありません これがイタリアで最後の朝食となります ハムに チーズに ゆでたまご... パン・ドライフルーツ・フルーツコンポート 小袋に入ったスナック感覚のものも... nutella (ヌテッラ)は 見るだけで口の中が甘くなりそうです(笑) フルーツは タワーにドーンと! 海の見えるテーブルで 優雅にいただきました(*^^*) すまきのチョイス⤵ すまりん⤵ イタリアの朝食…
★ヴェネツィア暑すぎる件 Buon giorno 水上の都なので覚悟してましたが避暑地から来たということでかなり暑く感じるのと、やっぱり湿度が高すぎる… 9時ごろにホテル出て少し散策しようと思ったのですが既に30℃近くあります 散歩するんだったら6時ごろからか19時以降の方がいいなと思いました 私が泊まったホテルは中心部だったので 早朝にサンタルチア駅まで散歩して1度ホテルに戻って朝食をとり、その後サルマルコ広場を見学したら良かったかなと思いました🤔 ~日程~ 10:00- サン・マルコ寺院 (入場料無料、事前予約€6←値上がりしてます) 長蛇の列ができると聞いていたので予約しましたが、私が訪…
レパントの海戦を描いたフレスコ画。 オスマン帝国と、教皇領・スペイン軍・ヴェネチア共和国連合軍との戦い。 西ヨーロッパ史において、大海戦でのオスマン帝国に対する勝利であった。 レパントの海戦 - Wikipedia もう一度ドゥカーレ宮殿を外から見てみよう。 絢爛豪華な宮殿と隣接して牢獄がある。 牢獄 Prigioni この牢獄へ行くのに、囚人がため息をつきながら歩いたという。 そこから命名された「ため息の橋」Ponte dei Sospiri ため息橋からの眺めが、投獄前に見られるヴェネツィアの最後の景色であった。 ため息橋 - Wikipedia 当時の囚人の気持ちに思いをはせる。 dポイ…
歩みを進める。ここにも芸術品が多数ある。 ドゥカーレ宮殿の大評議会の間 Sala del Maggior Consiglio 数百人の代表が大評議会を行っていた部屋。 1000人くらい収容可能だという。 柱のない開けた大きな空間である。 天井画が30枚以上ある。 こういうのが、豪華絢爛だろうか。 天井画はヴェロネーゼの「ヴェネツィア礼賛」 ガイドさんが説明してくれている。 見ているときは、価値があまりわかっていないので、ピンボケ。 いい絵がいっぱいあって、頭もいっぱい。 この大きな絵は、ティントレットの「天国」Il Paradiso 最後の主要作品であり、世界最大級のキャンバス画。 大きいので…
しつこくドゥカーレ宮殿 元老院の間を続ける。 この部屋には、まだまだ美しいフレスコ画がある。 化粧漆喰と華麗な絵画があふれている。 素人には、どれもこれも素晴らしく見える。 この部屋で有名な作品がこれ。 ティントレット作 「ヴェネツィア称揚」 ヴェネツィアの染物屋の息子として生まれたので、「ティントレット(染物屋の息子)」と呼ばれている。 斬新で大胆な構図とドラマティックな表現に特色がある。 ティントレット - Wikipedia 共和国の富の象徴で飾られている。 ガイドさんの説明にも熱が入る。 フレスコ画がとにかく美しい。 にほんブログ村
ヴェネツィア共和国の総督公邸の内部。 再建されたものだが、天井画が見事である。 ただ金ぴかなのではなく、豪華かつ芸術的である。 天井を見上げては、ため息ばかり。 首が痛くなってくるが、見上げずにはいられない。 謁見の間 Sala del Collegio ヴェロネーゼ作「レパントの海戦を勝利を感謝するヴェニエル総督」 パオロ・ヴェロネーゼは、ルネサンス期のヴェネツィアで活動した画家。 優れた色彩感覚の持ち主で、フレスコ・油彩ともに幻想的な色使いの装飾的絵画作品で知られている。 パオロ・ヴェロネーゼ - Wikipedia 元老院の間 Sala del Senato ここにも芸術作品がたくさんあ…
サン・マルコ広場自体も見どころ満載。 世界で一番美しいともいわれる広場である。 右に見えているのがドゥカーレ宮殿 Palazzo Ducale ガイドさんは、大津にホームステイしたことがあるという。 京都は知っている人が多いのだが、滋賀は説明に困ることが多い。 「日本で一番大きい湖があって、京都の東」 ただ、TOKYO(トーキョー)とKYOTO(キョート)の違いがわからない人も。 世界は広い。日本って小さな島国だな。 黄金階段を昇ってドゥカーレ宮殿へ入っていく。 ヴェネツィア共和国の総督邸と政庁をかねた建物。 ドージェ(総督)の公邸というわけである。 サン・マルコ寺院も「ドージェの礼拝堂」とさ…
サン・マルコ広場は、海の都ヴェネツィア共和国の玄関口であった。 共和国の権力と栄光を示すように、ドゥカーレ宮殿や絵画館などが立ち並んでいる。 政治・文化・宗教の中心地で、三方向を柱廊が取り巻いている。 その広場を見下ろしているのが、高さ96mの鐘楼である。 この鐘楼にはエレベーターで昇れるという。 15世紀末の時計塔がある。 ごく近所の宿だったので、朝早くに散歩に来ていた。 夕方には、ヴァポレット乗り場の付近でピザを売っている日本人がいた。 ほうれん草のピザだったが、繊細な作りで美味しかった。 やっぱり日本人好みにできているのだ。 にほんブログ村
旅行日 2019年6月1日(土)朝食後、徒歩にて観光です。 サンマルコ広場を目指します。 ホテルから運河沿いを歩くので、気持ちいいです。 昨日は、同じ道でも、パレードの衣装を着た人達に 目を奪われていたので。 ツアーのみんなで、はぐれないようにいくので 一瞬のうちに写真を撮りました。 後で調べたら、ヴィットリオエマニュエル2世の像でした。 ミラノのドォーモ前にも騎馬像ありましたよね。 恐るべし有名人! 溜息橋を見ながら通りすぎ ドゥカーレ宮殿の前を過ぎます。 ここは、通常の入場とは別にシークレットツアーがあります。 ただし、日本語ガイドはないので、最低限の英語がわからないと 集合時間や集合場所…
ミラノの次はヴェネツィアへ〜。 ヴェネツィアまでは途中休憩、渋滞などもあり、ミラノから4時間ほどかかりました。 ヴェネツィアの街は車が通れないので、街の入り口にある駐車場に車を停めて、ヴァポレットという水上バスでホテルまで向かいました。 駐車場はすごい高くて24時間で26ユーロ、、、 本島に停めてバスか電車でヴェネツィアまで移動という手段もあったけど、本島でも25ユーロとほぼ変わらないので、ヴェネツィア側に停めました。 ヴェネツィアの入り口からホテル(メインのサン・マルコ広場から少し先に行ったところ)まではヴァポレットで50分くらい、思ったより時間かかってちょっとびっくり。 でもヴェネツィアの…
数年ぶりの海外・初のヨーロッパへ行くにあたってインターネット上の先人の記事をたくさん参考にさせてもらったので、自分の経験もそのような一助になるかもしれないと思い(あと未来の自分のために)書き残しておく。 4泊7日のベネチア&ローマ。飛行機・鉄道・ホテルがセットになったツアーを予約して、現地はすべてガイドなし自由行動。 荷物のこと キャリーケース 荷物の一部 その他持っていってよかったもの 持っていったけど持っていかなくてよかったもの 持っていけばよかったもの 持っていかなくて大丈夫だったもの iPhoneとデータ通信 事前予約あれこれ コロッセオ(THE ATTIC 24ユーロ) サン・マルコ…
次はバルセロナに行こう!と既に決めている。だが、この間、現地ではオーバーツーリズ ムでデモが起きているというニュースを見たばかりだった。観光客増加により、ホテル・ 民泊が増加、それに伴い土地や空き家がなくなり、一般の住宅の家賃が大きく上がってい るというのだ。京都でも近いものは感じるが、その土地に住む人に“害”というまでの影響 を与えているのはすさまじいなと思う。ヴェネツィアもそれに値する都市であったと思う 。 ヴェネツィア本島の中心駅、サンタルチア駅に着いたのは19時頃だった。 ミラノでも思ったが、本当に昼が長い この時間でも日本でいう16~17時くらいの明るさ でびっくりする。夕日がまぶし…
此の辺りはイタリアで最も長い川、ポー川の河口に辺ります。 此のポー川から長い年月をかけて砂が流れ出て、この湿地帯が出来ました。 一見すると細長く延びる水路が造られたように見えますが、実はこれ自然が創り出した実景なんだそうです。この辺りは国立の自然公園に指定されています。 1,000種類以上の植物と300種類以上の動物が生息しています。 湿地帯に浮かぶ島に街があります。「キオッジャ」です。ここは運河で作られた島々を橋で繋いで出来ている街です。造りはヴェネツィアと同じようなものですが、観光客で賑わうヴェネツィアとは違って対象的な街並みで素朴な雰囲気が漂っています。 キオッジャはアドリア海屈指の漁師…
今年、パリに行ったから、来年は近いところで…ベトナムに行く? …って誰が言い出したか忘れたけど、 先日、阪急交通社のイタリア・フィレンツェ トスカーナ州6日間のリーフレットを眺めているうちに、 やっぱりイタリア行きたい…という気持ちがむくむく、ムクムク… 目次: 合言葉は「行けるうちに、体が動くうちに!」 イタリアも南北に長いから都市を絞るか否か 阪急交通社の人気の都市を巡る6泊8日の旅の全容を教えてもらった 6月2日〜6月9日 6泊8日の旅(阪急交通社) 行きたいところを網羅しているツアーだった! 合言葉は「行けるうちに、体が動くうちに!」 ベトナムのハロン湾には行ってみたいと思ってますが、…
夏目漱石の作品に、「倫敦塔」というものがある。漱石がロンドンに留学したときに倫敦塔を見た時の印象、さらにはその時の空想について書かれている。倫敦塔は、元々はローマ時代に作られた要塞であった。テムズ川に面していて、囚人などの護送船を引き入れる場所もある。監獄としても使われていた。王室に伝わる財宝もある。ロンドンに行ったら、倫敦塔を見ようと思っていた。漱石の倫敦塔を読んで、興味があったからである。 漱石の「倫敦塔」にも書かれているように、ロンドンで単に「塔(The tower)」と呼ばれるのはこの倫敦塔であり、また、塔というのは名ばかりで実際はいくつかの櫓から成り立つ城である。イギリスの歴史が詰ま…
アガサ・クリスティー原作の「ハロウィーンパーティ」を映画化した 「ベネチアの亡霊」は、フレンチなまりの英語を話す ベルギー人探偵ポアロが登場するミステリー映画です。 ポアロを演じるのは、シェイクスピア俳優として名高い英国のケネス・ブラナー。 物語は、探偵ポアロが引退し、のんびりとイタリアのベニスで暮らしているところに、旧知のアメリカ人ミステリー作家が訪れるところから始まります。 ポアロが華麗にミステリーを解いていく姿は見ものですが、次々と仕込まれた巧妙なトリックとベニスの歴史ある建物がとてもミステリアスで、オリジナルタイトルの「ハロウィーンパーティ」にぴったりな舞台です。 www.youtub…
今、イタリアに来ている。2024年、今年はこれで打ち止め予定の第4弾。 昨日の10月23日、成田からフランクフルト経由で午後9時にミラノ(リナーテ)に到着。午後10時少し前に市内のホテルにチェックイン。日が変わって本日24日の朝、ミラノからマントヴァへ電車で移動した。ここは世界遺産にも選ばれている北イタリアのルネサンス宮廷都市。実質的な旅行を、このマントヴァからスタートさせる。この日は夜の公演はなく、観光オンリー。マントヴァを訪れたのは2度目だが、前回はミラノからの日帰り観光だった。今回はここで一泊する。天気はイマイチで、曇り・小雨。気温は16度くらい。 マントヴァと言えば、オペラに親しんでい…
ポケモン映画「水の都の護神 ラティアスとラティオス」の舞台となったアルトマーレは、まるで現実のベネチアを彷彿とさせる美しい水の都です。この映画を観たとき、私はその幻想的な風景に心を奪われ、「いつか自分の目で見たい」と思うようになり、大学生時代にようやく夢を一つ実現させることができました。 運河と美しい建築物が織りなす独特の景観で知られているベネチアの魅力について、実際に訪れた経験を踏まえてご紹介します。 水の都、ベネチアの魅力 歴史と文化 美味しい食文化 ゴンドラに乗って サン・マルコ広場の魅力 迷路のような路地 最後に 水の都、ベネチアの魅力 ベネチアは、イタリア北東部に位置する都市で、約1…
グッチ日本上陸60周年記念展GUCCI COSMOS ■2024年10月1日〜12月1日■京都市京セラ美術館 凝ったセノグラフィーによる変化に富んだ構成に加え、京都市美術館のコレクションとのコラボレーションも一部織り交ぜた大グッチ展です。 このブランドの熱心なファンというわけではないのですが、中には懐かしい品々もあり、回顧展としても一定の充実ぶりがみられる企画だと思います。 kyotocity-kyocera.museum グッチが日本で初めてビジネスを展開した年が1964年なのだそうです。この展覧会はそれから60年が経過したことを受けての開催とされているのですが、アニバーサリーを祝うにしては…
前回の続き。 erixeri.hatenablog.com アメリカン・アドベンチャー館は、中には入らず外観の写真だけ。笑 アメリカの歴史を学べるシアタータイプのアトラクションが入っているようです。 イタリア館には、ヴェネツィアのサンマルコ広場の鐘楼やドゥカーレ宮殿などを模した建物がありました。 レディとトランプのトピアリーは、たくさんのお花に囲まれていて華やかです😊 ドイツ館の広場の中央には、聖ゲオルギウス像。 建物に描かれているマークは州旗ですね! トピアリーは白雪姫と七人のこびとたち。 機関車が走るミニチュアもありました。 こちらで白雪姫とグリーティング♡ とっても可愛かったです😍 翌日…
イタリア最後の観光地、ベネチア本島に向かいます。 朝は毎度、ホテルでの朝食。 その後、はじめて在来線に乗ります。 水の都ベネチアには、100を超える島々があり、その観光の中心がベネチア本島。 我が家が泊まっているホテルは、島ではなく本土にあります。 コルティナ・ダンペッツオへ行くために、我が家はこの本土を拠点としました。 でも、水の都をたっぷりと堪能するのなら、本島に宿泊するのがいいですね。 在来線ということで、はじめて駅で切符を買います。 前日の高速道路の料金精算機同様、よくわかりませんでしたが、なんとか切符を購入。 本島のサンタルチア駅まで、乗車時間は11分です。 サンタルチア駅に着くと、…
17世紀末のスペイン継承戦争が起こらず、「日の沈まない帝国」スペインの王朝も領土も保全された世界。 ナポレオンの台頭もスペインによって抑え込まれ、この世界では神聖ローマ帝国も、そしてヴェネツィア共和国もまた、生き存えていた。 とは言え、すでに最盛期を遠く過ぎ、衰退の道を突き進んでいたこの国は、早急な改革が求められていた。若くして元首ドージェに選出されたニコラ・ベルティは、資本家たちの力を借り、性急な改革を断行。 自身の利益が毀損されるのを恐れた貴族勢力は自由主義者と手を組み選挙制の導入とそれに伴うベルティの失脚を狙うも、秘密警察の役割も担う十人委員会コンセッホ・デ・イ・ディエセの権限復活などを…
この世界の歴史は1669年に大きな変化を迎える。 4年前のスペイン王フェリペ4世の死後、その妃であったマリアナ王妃がわずか3歳の息子カルロス2世の摂政となり政権を牛耳ると、これに反対する勢力(主にアラゴンとカタルーニャの貴族たち)によってフェリペの庶子ドン・フアン・ホセが擁立され、クーデターが実行される。史実ではフアン・ホセは首相の地位だけを与えられて満足するが、この世界では彼はカルロス2世が子を成さずに亡くなった際の王位継承権を得ることを認められた。 この結果、史実ではカルロス2世の崩御後、その後継を巡って列強各位が争い合ったスペイン継承戦争は巻き起こることなく、その結末としてのユトレヒト条…
今回はイタリア・ピエモンテ州の町アスティ(Asti)を紹介します。 アスティと言うとスプマンテ(イタリアのスパークリングワイン)を思い出す方も多いかと思いますが、町の中にはいくつのも塔が残る見どころ一杯の町です。 時間があればゆっくりと美術館や博物館など見て回るのもいいと思います。 アスティ(Asti)について 町の散策 教会をめぐる 塔をめぐる 朝市を訪れる 町へのアクセス まとめ アスティ(Asti)について アスティ(Asti)の歴史は古く、すでに新石器時代から人が住んでいたようです。 紀元前89年にはローマによりアスタという町名で植民地化されています。 12世紀には主に商業や金融業の発…
ゴールデンウィークにイタリア鉄道旅行をしたときのメモです。旅行プランは、↓ここにメモしたように、日本国内での移動時間を参考にしながら訪問都市を選びました↓ 鉄道の予約は、すべて日本から、ヨーロッパ専門の鉄道・バス予約サイト「Omio」でポチっと予約しておきました。レイルヨーロッパなどほかのサイトとも価格の比較をしていますが、Omioがいちばん安くて使いやすいです。Omioはこちらです↓ Omio:ヨーロッパ、北米の鉄道・バス・航空券の予約 旅行初日の4月23日(成田からローマへ) 旅行2日目の4月24日(ローマからベネチアへ) 旅行3日目の4月25日(ベネチア散策) 旅行4日目の4月26日(ベ…