Donald Pleasence 俳優
1939年に舞台デビュー。第二次世界大戦に従軍するも1944年からドイツ軍捕虜となり、戦後に釈放。ローレンス・オリヴィエに見出されてその劇団に入団。1954年の『島のならず者』で映画デビューを飾る。アクの強い個性を生かし、怪奇・ホラー映画での悪役や脇役で光った。
「袋小路」(原題:Cul-de-sac、1966、日本公開1971)を見る。ロマン・ポランスキー監督による長編3作目となるイギリスのサイコスリラー。第16回ベルリン国際映画祭では金熊賞を受賞した。 古城に住む年の離れた奇妙な変人夫婦のもとに、腕にケガをしたギャングがやってくるがこれも変人で、客としてやってくる一行も変わった人物という変人オンパレードによるひと騒動を描いたサイコスリラー。 出演は「大脱走」で書類偽造屋を演じた個性派俳優ドナルド・プレザンスのほか、カトリーヌ・ドヌーブの姉で「ロシュフォールの恋人たち」のフランソワーズ・アルヌール、「死刑執行人もまた死す」のライオネル・スタンダーなど…
原題も「CUL-DE-SAC」(袋小路=行き詰まり) クラッシック映画の名作を見て思うことは とびきりの美人女優が出ているだけで傑作になること その役がアバズレだろうがビッチだろうが 可愛い小悪魔にしか見えないことを、名匠はわかっている ロケ地はイングランドの北東海岸沖にある潮汐(ちょうせき)の島 リンディスファーン(ポランスキーは「マクベス」でも撮影に使っている) 潮汐とは満潮時に通路が水没する自然の孤島で 有名なのはベネディクト会修道院のあるモンサンミッシェル そんな古い城付きの島を、若くて美人で自由奔放な後妻と ふたりきりで暮らすために買った元工場主のアマチュア画家 (島を買ってお金がな…
緊急事態宣言の最中、5月中旬の日曜日、所用で汐留まで出かけた際、あまりにも閑散とした街の風景に衝撃を受けました。 まるで近未来SF映画そのものの世界。 コロナを機にいよいよ「未来」を現実に体感する時代に突入しつつあります。 やはり未来の景色は希望より絶望に近いようで、先行き不透明な現在、ディストピア映画のような景色に向かいつつある地球に危惧を感じる毎日です。。 そんな一種の極限状態のようなものを描きつづけている映画作家がB級映画の帝王・ジョン・カーペンターです。 SFとホラーという二つのジャンル映画でそれぞれ名作を生み出してる映画史に残る監督ですが、 B級感丸出しの映像表現を好んでいるところが…
「性犯罪者の撮った歴史的に価値のあるアカデミー賞作品」 2003年3月23日。 イラク戦争が始まった直後に行われた第75回アカデミー賞では、ホロコースト下のワルシャワを描いた映画『戦場のピアニスト』が作品賞を含む7部門にノミネートされ、うち監督賞、脚色賞、主演男優賞など3部門で受賞した。 ホロコーストを描いた映画としては、『シンドラーのリスト』など以前にも存在した。しかし本作はワルシャワでホロコーストを実際に生き抜いたロマン・ポランスキーによる作品である。 実話をもとに戦時下での人間の悪行、そして地獄の中でも人間性を失わなかった実在の人物たちを描いたこの映画は映画史上に置いても類を見ない傑作で…
フェノミナ (インテグラルハード完全版)(字幕版) ジェニファー・コネリー Amazon ★★ スイス。寄宿学校にジェニファー(ジェニファー・コネリー)という少女が転校してくる。彼女の父は有名な映画俳優だった。ジェニファーは昆虫が好きで、なおかつ昆虫からも好かれる特殊能力を持っている。折しも地元では連続少女殺害事件が起きていた。昆虫学者マクレガー(ドナルド・プレザンス)と知り合ったジェニファーは、自身の能力を駆使して事件を調査する。 BGMが全然合ってないうえにうるさかった。しかも、一部は歌付きである。どういう意図で選曲したのか分からない。とにかく自己主張が強くてしんどかった。 スティーヴン・…
洋画「袋小路」は1966年に制作され、ドナルド・プレザンスさんが主演を演じた作品です。そしてこの記事では、その「袋小路」が見られる動画サイトを調べています。主にU-NEXTやAmazonビデオでの配信状況を調査していますが、『Dailymotionとかの無料サイトにはないの?』 『わざわざ登録するのはちょっと・・・』という方向けに、無料動画サイトのリンクも載せています。動画があったとしても違法アップロードされた動画ばかりだと思いますが、気にしない人は無料動画サイトでも動画を探してみてください。1.「袋小路」を無料サイトで探す無料サイトで探す場合は以下のリンクから。 Youtubeで探す Veo…
「鉄板映画:人気スター映画のブログ」頭に重傷を負った男を救うため、ミクロ化した医師らが体内で手術を行うSF映画。「体内の描写」が見所です。 1.ストーリー最先端の技術を持つ博士が重傷。医師らがミニチュア技術を使って脳にある血塊を取り除く手術をしようとする。 2.キャストスティーヴン・ボイド(情報部員)アーサー・ケネディ(博士)ラクエル・ウェルチ(博士の助手)ドナルド・プレザンス(博士)ウィリアム・レッドフィールド(海軍大佐) 3.注目のシーン①主役「人間の体内」の描写(特殊効果)、裏切り者の存在(サスペンス)が大きな見せ場の映画。東西が「物体をミニチュア化する技術」で競い合う時代。これまで縮小…
『で白石君はさ、私の足みてたんだ。やらしー』 『いや違う、その今みてたわけじゃなくて、今日なんか、ずっとなんか違うなあって』 『そっか、ずっとかー』何だそのしてやったりな満足顔は。 「久保さんは僕を許さない/第4話・赤いハートと送り主」(2023年1月31日深夜TOKYO MX放送/徳本善信演出) 白石くんが朝から感じている違和感。今日の久保さんは何かが違う。もやもやと過ごすうちに放課後。掲示板のポスター貼り替えるために上履き脱いで椅子に乗った久保さんを見てようやく気付く。『…タイツ』違和感の正体はタイツでした。靴下が乾かなかったから急遽タイツに。変身久保さん初タイツ(二礼二拍手一拝)。 さて…
「ハロウィン」(1978製作/1979日本公開) ジョン・カーペンター監督の出世作。 ジョン・カーペンター好きを自認してるのに、実はこの映画もキチンと正座して最初から最後まで全編通して見たことがありませんでした。 エセファンですね。 ごめんなさい。 今回は行きつけの歯医者さん(同世代のヲタク仲間)に「ハロウィン、ちゃんと見たことないんですよ~」って話したら、次の診察の時に1~3まで貸してくれました(笑) やっぱりホームドクターにちゃんとしたお医者さんを選んでおいて良かったと実感してます。 (あらすじ) ハロウィンの夜に姉を殺して、精神病院に入れられたマイケルは、15年後に脱走する。そして自分が…
半世紀以上も前の映画でありますが、いまもって名作という評価の高いこの映画、突出した何か、いわゆるストーリーが素晴らしいとか、感動的とか、芸術性が高いとか、話題性とかがあるわけではないのですが、すごくよくできた映画でどこにも減点箇所が見つからないというのもその評価の要因でしょうか。 とにかく面白く観れる映画で、テンポ、キャスティング、アイテムのバランス、タイミングがよく飽きさせません。約3時間の長丁場をドキドキしながら見させてくれます。 戦争映画らしからぬ明るい雰囲気で映画は始まります。収容所に護送されてきた捕虜たちも一様に元気であり、恐怖に怯えているような様子はありません。 もっとも舞台の捕虜…
「鉄板映画:人気スター映画のブログ」MI6のジェームズ・ボンドがアメリカの衛星を奪った謎の飛行物体を日本で調査するスパイ映画。日本を表現した「珍演出」が楽しい傑作です。 1.ストーリーMI6(イギリス情報局秘密情報部)のエージェントがアメリカの衛星を奪った謎の飛行物体を調査するため日本へ。 2.キャストショーン・コネリー(MI6)バーナード・リー(MI6)デスモンド・リュウェリン(MI6)ロイス・マクスウェル(MI6)若林映子(謎の美女)丹波哲郎(秘密警察)ドナルド・プレザンス(犯罪組織の首領) 3.注目のシーン①主役謎の宇宙船がアメリカの衛星を飲み込む事件発生。「ソ連の仕業」として激怒するア…
「鉄板映画:人気スター映画のブログ」ソ連の少佐がアメリカでテロを起こす男を追跡するアクション映画。米ソを争わせようとするタカ派のKGBが暗躍。その手段に注目です。 1.ストーリーソ連の少佐がアメリカでテロを起こすKGBを追う。 2.キャストチャールズ・ブロンソン(少佐)リー・レミック(情報員)タイン・デイリー(CIA)ドナルド・プレザンス(KGB) 3.注目のシーン①主役「テレフォン」とは文字通り「電話」のこと。催眠術をかけられた工作員が電話で「あるメッセージ」を聴くと「過去に記憶させられた任務」を思い出し、遂行する。その工作員は死んだアメリカ人にすり替わってアメリカで暮らすソ連の人間たち。モ…
映画好きが購入したブルーレイを、メモ代わりにブログに残していく記事。今回は320本目。タイトルはデヴィッド・ゴードン・グリーン監督による、2021年日本公開作品「ハロウィン KILLS」。特典映像としては、「NGシーン集」「未公開シーン&ロング・バージョン」「町が抱えるトラウマ」「殺害シーンの裏側」「ストロード家の女性たち」「1978年のハロウィン」「恐怖の持つ力」「キル・カウント」で、計40分が収録されている。各メイキング映像では、デヴィッド・ゴードン・グリーン監督が「技術面の問題を考慮せず、脚本を書いたんだ。ファンの期待に応えるために努力したよ。今までより大規模で凶悪な作品になった。1日の…
今回の映画は「フェノミナ」(1985)。 監督はイタリアン・ホラーの芸術家、ダリオ・アルジェント。 70年代に映画を見始めた人にとって忘れられない「サスペリア」(1977)の監督で、日本でも彼のマニアは多いです。 ダリオ・アルジェントと言えば、ゴブリン。 彼の有名な映画の音楽は、ほとんどゴブリンというバンドが担当しています。 「サスペリア」の有名なテーマ曲も彼らの作品です。 Suspiria Goblin サウンドトラック ¥255 provided courtesy of iTunes そんなゴブリンが数年前から、川崎にあるクラブチッタというライブハウスで、映画+ライブというイベントをやって…
映画好きが購入したブルーレイを、メモ代わりにブログに残していく記事。今回は304本目。タイトルはジョン・カーペンター監督による、1979年公開作品「ハロウィン」。特典映像としては、「メイキング・ドキュメンタリー」「HALLOWEEN UNMASKED」「オリジナル予告」「TV Spot」で、118分が収録されている。「HALLOWEEN UNMASKED」では、ジョン・カーペンター監督が「皆、自分や愛する者の死、親を亡くすことなど恐れるものは同じだ。だから恐怖がテーマの映画は万国共通になり得る。撮影監督と『チャイナタウン』を観た時に撮影が独特だと思ったんだ。美しい風景だがどこか気味の悪さもある…
( ・ω・)<ハッピーハロウィン! 👻🎃🍬💀🍪😈🐈⬛🦇 ゲオでレンタルした映画シリーズです。1978年制作、アメリカのスラッシャーホラーの金字塔です。 ハロウィン <4Kリマスター版>Blu-ray ドナルド・プレザンス Amazon www.youtube.com 【あらすじ】1963年のハロウィン。イリノイ州の町で、ジュディスという少女が殺された。犯人は彼女の弟、マイケル=マイヤーズ。生まれつき理性や良心、生と死の感覚すら欠けた彼は、15年後のハロウィンに平和な町に降り立つ。不死身の怪物・『ブギーマン』として。 【ひとこと感想】テーマ曲がいつまでも耳に残る、死を司るエンターテイナー殺人鬼…
ハロウィンは毎年10月31日に祝われる祝日で、2022年のハロウィンは10月31日(月)に行われる予定です。その起源は、古代ケルト民族のお祭り「サムへイン(サムハイン)(サウィン)」にあり、人々はかがり火を焚き、仮装をして幽霊を追い払ったと言われています。 8世紀、ローマ教皇グレゴリウス3世は、11月1日をすべての聖人を称える日と定めた。やがて、万聖節にサムヘインの伝統の一部が取り入れられるようになった。 その前夜はAll Hallows Eve(万聖節)と呼ばれ、後にHalloween(ハロウィーン)と呼ばれるようになりました。 やがてハロウィーンは、お菓子をもらったり、ジャック・オー・ラン…