はてなブログの今週のお題が「鬼」だったので、今日は「鬼」について書いてみたいと思います。 「鬼」と言えば、昨今は『鬼滅の刃』でしょうが、日本人としてやっぱり外せないのは「桃太郎」。 桃から生まれた桃太郎が、きびだんごを使って犬、猿、キジを仲間にし、鬼ヶ島へ鬼退治に行き、鬼からもらった宝物を村に持ち帰る、といういわゆる勧善懲ストーリー。 しかし、この「桃太郎」、実は時代によって話が変わっており、江戸時代の物語では鬼は悪さをしていないんです。「悪さをした鬼を退治する」という理由付けはどうやら後から付け加えられたもの。それまでは、身も蓋もないですが、鬼は鬼だから、やっつけられるのです。 そのため、桃…