クルマの運行情報を記録する装置で飛行機のフライトレコーダーに相当する。「ドラレコ」などと略されることもある。
時間軸を基準に位置情報(GPS)や速度・加速度情報、映像などを記録し、搭載車両の交通事故を数値で解析できると期待されている。ドライブレコーダーに記録された情報が裁判に使われる証拠として用いられる事例も増えてきているが、画像の改ざんが可能なため証拠として認められない可能性も指摘されている。
実際には急加速や急ブレーキ、急ハンドルなど運転記録が残ることから、運転者の無謀運転の抑止につながる。国土交通省の調査によると、ドライブレコーダーを事業用自動車に搭載することで、事故を防止する一定の効果があることがわかった(平成17年度映像記録型ドライブレコーダーの搭載効果に関する調査報告書(pdf))。