プロスポーツにおいて、ドラフト制度以外での指名・入団の呼称。
また、制度により指名された選手、入団した選手を指す。
新人選手選択会議が終了後も、ドラフトで選ばれなかった選手を対象に、
スカウトなど球団関係者が対象選手に直接交渉して入団の道を提供する「ドラフト外入団」制度があった。
ドラフト外の選手の中には入団テストで合格した選手や、規定によりプロ登録が出来ない社会人選手らを「球団職員」という名目の練習生で入団し、解禁後プロ選手としてデビューした事例もある。
1966年以降、これまでに663名がドラフト外で指名され、入団した。
しかし、契約を有利にしようとするケースが活発になったことから、
1992年以降、ドラフト外入団の制度は全面禁止となり、ドラフトの指名選手を6人から10人までに、
支配下登録の人数も70人にそれぞれ拡大されることとなった。
現在は練習生、入団テスト合格者もドラフト会議で指名を受けないと入団できない。 但し、その概念は現在の育成ドラフトに引き継がれている。
年度 | 選手名 | 球団 | 備考 |
---|---|---|---|
1989年 | 石井忠徳 | 横浜大洋ホエールズ | 石井琢朗 |
新人選手選択会議が終了後も、ドラフトで選ばれなかった選手を対象に、
チーム毎のトライアウトなどでB契約として獲得する制度がある。
練習生として契約後に、プロ契約を交わす場合もあり。
年度 | 球団 | 選手名 | 備考 |
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2005年 | 新潟アルビレックス | 浦伸嘉 | |
埼玉ブロンコス | 清水太志郎 | ||
長谷川聖 | |||
中西恒彦 | |||
青野和人 | |||
仙台89ERS | 村上和之 | ||
木村洋人 | |||
松田大地 | |||
東京アパッチ | 勝又英樹 | ||
青木康平 | |||
仲摩純平 | |||
信平和也 | |||
大場康弘 | |||
青木勇人 | |||
大阪エヴェッサ | 竹田智史 | ||
ビットル・アルフォンソ・アリサ | |||
宍戸治一 | |||
田村大輔 | |||
城宝匡史 | |||
2006年 | 新潟アルビレックスBB | 杉山直也 | |
原口真英 | |||
埼玉ブロンコス | 庄司和広 | ||
大分ヒートデビルズ | 早川大史 | ||
与那嶺翼 | |||
富山グラウジーズ | 武井修志 | ||
黒田祐 | |||
根間洋一 | |||
高松ファイブアローズ | 山田大輔 | ||
宮本真司 | |||
岡田優 | |||
山崎哲男 | |||
田中悠太 | |||
2007年 | |||
ライジング福岡 | 末廣潤 | ||
加納督大 |